タイ語の会話能力が確実に上達する方法【前編】~疑問文をマスターしよう

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今回は、「タイ語会話を確実に習得できる方法」について、ご紹介します。

これを知っていれば、

タイ語上達のスピードが、格段に上がりますよ!

外国語の会話練習で最も大切なこと

外国語の会話練習で、最も大切なこと。

それは、受け答えです。

つまり、

「どこへ行くの?」

と聞かれて、行き先を答える。

「何を買ったの?」

と聞かれて、買った物の名前を答える。

という、一問一答のやりとりです。

  • 相手の言った内容を聞き取るリスニング力。
  • その単語を理解できる語彙力。
  • そして、その質問に対して正しい回答を選び出し、正しく相手に伝えるための発音や知識。

そういった、会話のために必要なスキルは、すべて、小さな一問一答の積み重ねだといえます。

そのため私は、
タイ語会話の習得においては、

「何食べたい?」
「パッタイを食べたい」

というような、
一問一答の受け答えを、
最も重視しています。

そのため、
逆に言えば、

タイ語で完璧な受け答えができる人というのは、間違いなくタイ語の上級者です。

一問一答の練習で初心者が陥りやすい落とし穴

ただし、一問一答の練習が必須だとは言っても、

ここで้1つ、注意しなければならない事があります。

それは、

自分の語彙力がまだ十分に上がりきっていない状態で、受け答えの練習をしても、あまり効果がない、

ということです。

語彙力が足りないと、答えるべき言葉が分からないからです。

そのため初心者は、

「ไปเที่ยวパイ・ティアオ(遊びに行く)」

などのような、いつでも使える便利な言葉を1つ覚えて、それを使い回してしまいがちです。

これは、タイ語が上達しない危険信号です。

やはり理想としては、

Aを尋ねる疑問文に対して、Aという答え。

Bを尋ねる疑問文に対して、Bという答え。

というように、
1つ1つのパターンごとに
マスターしていくのが理想です。

一問一答の受け答えを確実に身に付けるための方法

受け答えとは、相手からの質問があって初めて成り立つものです。

そのため、会話の練習は、

まず疑問文ありき

です。

受け答えの練習のためには、

まず相手の疑問文を、完全に理解する必要があります。

そこで次に、

疑問文を確実にマスターするための方法

を、お教えします。

それは、

相手からの疑問文を、そのままオウムのように、同じ疑問文で返す

という練習方法です。

相手からの質問に、そのまま質問で返す

つまり、


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「ไปเที่ยวไหนมา」
パイ・ティアオ・ナイ・マー
(どこに遊びに行ってきたの?)

と聞かれたときに、

無理をして行き先を答えようとするのではなく、そのまま、

「ไปเที่ยวไหนมา」
パイ・ティアオ・ナイ・マー
(どこに遊びに行ってきたの?)

と、聞かれたとおりに相手に返す、ということです。

相手のタイ人は、こちらがタイ語を勉強中の外国人だということを知っていますから、

「なによあなた、ふざけてるの」なんて怒ったりしません。笑

ちゃんとあなたの疑問文の練習に、付き合ってくれるはずです。

このオウム返しを、相手と2、3回繰り返します。

ただの繰り返しですが、2人の会話の意味としては、次のようなものになります。

T: 「ไปเที่ยวไหนมาパイ・ティアオ・ナイ・マー(どこに遊びに行ってきたの?)」

J: 「あなたは今、

ไปเที่ยวไหนมาパイ・ティアオ・ナイ・マー(どこに遊びに行ってきたの?)

と、私に質問をしたのね?」

T: 「そうよ、私は、

ไปเที่ยวไหนมาパイ・ティアオ・ナイ・マー(どこに遊びに行ってきたの?)

って聞いたの」

J: 「じゃあ私は、

ไปเที่ยวไหนมาパイ・ティアオ・ナイ・マー(どこに遊びに行ってきたの?)

に対して答えればいいのね!」

会話の意味内容としては、このような感じになります。

所要時間は、3分もかかりません。

しかし、この練習によってあなたは、

「ไปเที่ยวไหนมา
パイ・ティアオ・ナイ・マー
(どこに遊びに行ってきたの?)」

という疑問文を、完全にマスターすることができるわけです。

そして、このプロセスを繰り返すことで、

あなたが受け答えができるフレーズは、確実に増え続けてていきます。

まとめ

いかがでしたか?

タイ語会話を練習するうえで、

答える練習は、後からでもいいんです。

まずは疑問文の把握が優先。

「相手が何を、どのように聞いているのか」

ということを、完全に理解することです。

現在タイに住んでいる人、
または、
身近にタイ人の友人がいる人は、

ぜひとも、今回ご紹介したような、疑問文の練習をすることを、お勧めします。

ネイティブの発音の練習にもなりますし、

いざ本番で聞かれたときにも、疑問文を完全に聞き取ることができますので、

効果は絶大です!

「で、答えの練習はどうするの?」

もちろん、これもお話ししなくてはならないのですが、

今回はまず、疑問文をマスターする、という点を強調しておきたいと思ったので、今回はここまでとします。

【疑問文の答え方】に関しては、また次回、お話しします。

●疑問文で聞かれたら、そのまま同じ疑問文を復唱して、疑問文のフレーズをマスターしよう。

●答える練習は、二の次。

→【後編】へ進む


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