【タイ料理は野菜が少ない?】バンコク生活で不足しがちな野菜とビタミンを効率よく摂取して健康を維持する4つの方法

AdinaVoicu / Pixabay

タイ生活が長くなると、体が「野菜不足」を訴えるようになります。

一般に「ヘルシー」だと考えられているタイ料理ですが、実際のところ、野菜はあんまり使われていません。

タイ人は、あまり野菜を調理しないからです。

伝統的なタイの食生活では、生野菜やゆで野菜に、ナムプリック(つけダレ)をつけて食べる、というのが一般的で、

「野菜そのものを調理して、料理に投入する」

という発想じたいが、あまりないんです。

タイ人は野菜を食べない?

たとえば、日本人であれば…

「トムヤムクンにキャベツを入れてみよう」
「パッタイに、にんじんを入れてみよう」

という風に、野菜を食べるための、工夫やアレンジを、考えつきますよね。

でも、タイ人にはこの発想がなく、

「料理は料理、野菜は野菜」

と、立て分けているようなフシがあります。

そのため、タイの屋台料理では、

「メニューは多いのに、野菜の種類が異常に少ない」

という特徴があります。

また、バンコクは、日本食屋も多いため、「とりあえず日本食」という選択肢も、あるにはありますが…

モロキューや大根サラダなどの一品料理や、定食にせいぜい刻みキャベツがついている程度で、

「野菜を積極的に摂取できる」とは言い難いものです。

体にダメージが来る

こうなると、必然的に…

バンコクの外食で、「野菜を食べる機会」というのは、減少の一途をたどることになります。

数日や1週間程度の滞在なら、野菜を食べなくても、おそらくそこまでのダメージはありませんが、

これが数ヶ月、1年になると、

「野菜を食べていない」ことが、体に深刻なダメージを与えるようになります。

イライラしたり、
お通じが悪くなったり、
血流が悪くなったり、
風邪をひきやすくなったり…

などです。

意識して野菜を摂取しよう

現に、タイ在住で、私の元へやってくる人のうち、ほとんどの女性は、

「バンコクで、野菜を、ほんとうに食べていないんです」

という窮状を、口にします。

そのため、バンコクで生活をするなら、こうしたバンコクの食生活事情をよく踏まえた上で…

「意識して野菜を摂取する」ということを、心がけておく必要があります。

バンコクで野菜を摂取する4つの方法

具体的には…

・もやしやレタス、キュウリなど、付け合せの野菜を必ず食べる
・野菜を部屋に常備しておく
・レンジがあるなら、野菜をチンして食べる
・ソムタムを食べる

などの方法が、効果的です。

では、1つずつ見ていきましょう。

1.付け合せの野菜を必ず食べる

まず、基本的な取り組みとして、

屋台などで、料理に添えられた野菜は、必ず食べるようにしましょう。

・カオパット(焼き飯)や、カオマンガイ(海南鶏飯)の、キュウリ
・パッタイ(焼きそば)の、モヤシとニラ
・クイッティアオ(汁そば)の、モヤシやレタス

…などです。

逆に、こういう料理を注文した時に、野菜をたっぷりつけてくれるお店は、「良心的」だと言えますから、


◆ ◆ ◆ ◆ ◆
当サイト管理人による【タイ文字習得講座】のご案内はこちら
◆ ◆ ◆ ◆ ◆

遠慮せずに、どんどん野菜を食べるようにしましょう。

2.野菜を常備

レタスやトマト、キュウリなど、生で食べられる野菜を買って、部屋においておく、という手もあります。

タイでもマヨネーズが売られていますから、生野菜にマヨネーズをつけて食べることも、十分可能です。

もちろん、「タイで生野菜を食べるのは怖い」という意見もありますが、

最近は、タイ人も健康志向に目覚め始めたため、

生野菜を食べることが、以前に比べて、タイでも一般的になりました。

ロータスやトップスなどのスーパーでは、生で食べる用の野菜が売っていたり、「サラダバー」なんてのもありますから、

こういうところの野菜であれば、比較的安心できます。

3.野菜をレンジでチンする

また、留学の宿舎やアパートに「電子レンジ」があれば、食のレパートリーは一気に広がります。

フタ付きの耐熱容器を買って、キャベツやトマトなどに塩を振って、チンするだけで、

ちょっとした煮込み料理ができあがります。

また、もう一手間加えて、

「魚の缶詰に野菜を混ぜてチンする」なんていう料理も、可能です。

4.ソムタムを食べる

「栄養」という観点から見た時に、意外と優秀なのが、

タイの伝統料理である「ソムタム」です。

ソムタムには、豆やインゲン、トマトやキュウリ、青マンゴーなど、けっこう色々な野菜が入っています。

「辛さ控えめ」にさえしておけば、辛すぎて下痢になる、という心配もありません。

「辛さ控えめ」の注文方法はこちら

また、都心部で、「生野菜がなかなか買えない」というようなときでも、ソムタムの屋台なら、繁華街にも大抵ありますから、

「入手しやすさ」から言っても、ソムタムはかなり優秀なんです。

「お手頃価格で外食したい、でも、野菜不足が気になる」

というような時は、ぜひ、ソムタムにチャレンジしてみましょう。

まとめ

今回は、「バンコク生活で効率的に野菜を摂取するための4つの方法」と題し…

・もやしやレタス、キュウリなど、付け合せの野菜を必ず食べる
・野菜を部屋に常備しておく
・レンジがあるなら、野菜をチンして食べる
・ソムタムを食べる

以上のポイントについて、ご紹介してきました。

タイ人と一緒に生活をしていると、

「君たちは、一体いつ、野菜を食べているんだ??」

と、言いたくなるぐらい、彼らは本当に、野菜を食べません。

これはおそらく、DNAの違いによるものと思われますが、

日本人がタイ人と同じ食生活をしてしまうと、かなりの高確率で、「野菜不足」に陥ります。

バンコク生活では、意識して、積極的に、野菜を摂取するようにしていきましょう!

お知らせ

また、当方では、タイ北部、チェンライ県の山村にて、

「タイ生活で栄養不足が気になった人のための、健康食生活体験」

を、随時実施しています。

関心のある方は、お問い合わせ欄から、お気軽にお問い合わせください。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

お知らせ

突然ですが、ここでクイズです。
この画像、何と書いてあるか、分かりますか?
somtam2
クイズの答えはこちら


これは、「タイ文字の看板」です。
もしもタイ文字を自由自在に読むことができれば、タイ滞在は、何倍も楽しいものになります。

当サイトでは、1日わずか5分のスキマ時間の学習で、難解なタイ文字の読み書きがみるみるうちに習得できる「タイ文字動画講座」を開講中です。

この機会をお見逃しなく!
↓↓↓
オンラインのタイ文字習得講座はこちら

◆ ◆ ◆ ◆ ◆


【ホーム画面】へ戻る