【タイ語会話 通じない】あなたのタイ語が突然タイ人に通じなくなるたった1つの理由とは

タイ語 会話 発音 通じない

「タイ人の友達とは、普通にタイ語で会話できていたのに、
全く知らないタイ人と話したら、全然通じなかった…」

という経験はありませんか?


これは、タイ語が上達し始めた人に、
よく見られるケースです。


つまり、

いつもの相手には、
わりとよくタイ語が通じるのに、

いつもと違う相手と話すと、
途端に通じなくなる

ということです。


今回は、この件について、
少し詳しく掘り下げてみましょう。


相手のタイ人が外国人慣れしているかどうか

まず、全体的な傾向として、

私たち日本人が話すタイ語は……

  • 相手が外国人慣れしているほど、通じやすく、
  • 相手が外国人慣れしていないほど、通じにくい。

・・・という傾向があります。


つまり、
タイ語を勉強中の日本人が、

ホテルや旅行会社、
外国人向けのレストランやバーなど、

外国人が比較的よく来る場所で、タイ語を話し、
かなり通じたように感じたとしても……


それはおそらく、

「相手が外国人慣れしているから」

というのが、最大の理由かもしれないんです。


つまり、
あなたのタイ語が通じたのは、

「たまたま」
「相手のおかげ」

であって、

他の場所でも、同じように通じるとは限らない

ってことです。


このように、タイ語が通じるか、通じないかは、
相手によるところも、かなり大きいです。


外国人慣れしているタイ人には通じやすい

観光地の方が、タイ語が通じやすい、

というのも、タイあるあるの1つです。


外国人を相手に商売をしているタイ人は、

「外国人が話すタイ語」
というものに慣れています。

なので、あなたのタイ語が、
多少間違っていていたとしても、、

● 外国人は、こういう単語を間違いがち

● 外国人は、こういう発音をしがち

というデータを、彼らは持っています。

なので、仮にあなたが、
タイの観光地へ行って、

正しくない発音で、
片言でタイ語を話したとしても……


彼らには、過去に蓄積した
「外国人が話すタイ語のデータ」
というものがありますから、

そのデータと照らし合わせて、

あなたのタイ語を、
理解してくれようとします。


また、そういう人には、そもそも、

「外国人の話すタイ語を理解しよう」
という気があります。

あなたの言うことを、相手が理解してくれようとしている

 ↑
控えめに言って、これは、かなりデカいポイントです。


結果として、、

観光地では、あなたのタイ語は、
かなり通じやすくなる、というわけです。


外国人慣れしていない相手には通じにくい

ところが、
これと逆のケース、

外国人慣れしていないタイ人が相手になると、
タイ語は途端に通じにくくなります。


先程とは逆で、
そういう相手はまず、

「外国人のタイ語」というものに対し、免疫がありません。

標準のタイ語発音から少しでも外れていると、
もう理解できなくなります。


理由は、

「外国人のタイ語を、理解してあげよう」

という発想自体がないからです。


特に、年配のタイ人や、
地方に住んでるタイ人が相手だと、

こちらの発音に間違いがあった場合、
全く通じなくなってしまうんです。


・・・つまり、相手が外国人に慣れていればいるほど、

あなたのタイ語が通じる可能性が上がる、ということです。


友人なら、通じる

そして、もう1つのポイントとして、

相手があなたの友人であるか、

それとも、赤の他人であるか

というのも大きいです。


友人であれば、


お互い分かり合おうとする、

という前提があるからです。


また、友人の場合、

「あなたがどういう発音を間違えるか」

ということも、
ある程度理解していることが多いです。


結果として、多少タイ語を間違えても、
相手が友人なら、十分通じる、というわけです。


ところが、
赤の他人の場合は、
そうはいきません。


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「あなたがどういう単語を間違えるか」
というデータもなく、

「あなたのタイ語を分かってあげたい」
というモチベーションや関係性も、
育まれていないからです。


こうなると、
あなたのタイ語が通じる可能性が、
ガクンと減ってしまうわけです。

タイ語 会話 発音 通じない

ウマが合う相手との会話は、言葉が通じなくても結構通じたりする


これを分かりやすくするために、
私たちの身近な経験に当てはめてみましょう。


日本の中学生の場合…

例えば、中学校に、
西洋人の英語教師がいるとします。

そして、ここに2人の生徒がいる。

活発で、積極的な生徒Aと、
内気で、消極的な生徒B。


生徒Aは、積極的なので、

たとえ、英語の成績が良くなくても、
そんなことにはお構いなし、

物おじすることなく、
西洋人の教師に話しかけようとします。


そして、Aは、教師の話すことにも、
頑張って耳を傾け、
なんとか会話を続けようとします。

この場合、教師と生徒Aは、
十分なコミュニケーションが可能です。


しかし、反対に、、

内気な生徒Bは、英語の成績は良いですが、

そもそも外国人教師に対して関心がなく、
「会話しよう」という気がありません。

教師が話しかけても、
適切な英語が出てこず、黙っているだけ。


こうなると、たとえBに、
英語の知識があったとしても、

生徒Bと外国人教師との間には、
コミュニケーションが成立しないんです。



ここで、大事なことは、、

教師と会話できた生徒Aと、
会話できなかった生徒B、

このケースにおいては、

教師や生徒の「語学力」は、
あまり関係がありません。

あるのはただ、

親しいか、親しくないか

聞く気があるか、ないか

性格が、外交的か、内向的か

という、話し相手との「関係性」だけです。


上記の例で、
西洋人教師は、タイにいるあなたです。

そして、生徒AとBは、
親しいタイ人と、親しくないタイ人です。



あなたのタイ語が、

場所によって、通じたり、通じなかったりする、

という現象も、基本は、これと同じ。


相手との「関係性」や、「性格の相性」、
そういったものが、大きく影響しています。


生徒Aのような、活発な相手にタイ語が通じたとしても、、

じつはそれは、語学力とはあんまり関係ないんじゃないの?ってことなんです。


田舎の年配の初対面の内向的な人に通じたら、一人前

以上をまとめると、
次のようになります。

仮に、あなたがまだタイ語の初心者で、多少の間違いがあったとしても、、

● 都会では通じやすいが、田舎だと通じにくい

● 若者には通じやすいが、年配の人には通じにくい

● 外向的な人には通じやすいが、内向的な人には通じにくい

● 親しい友人には通じやすいが、見知らぬ他人には通じにくい

ということになります。



つまり、

「都会在住」の「外交的」な「若い」「友人」を相手に、タイ語が通じたとしても、、

それは、あなたのタイ語が上達したから、ではなく、

相手のおかげで通じた可能性が高い

と、言えます。



反対に、上記とは逆の属性、

「田舎在住」の「内向的」な「年配の」「見知らぬ人」に対して、あなたのタイ語が通じたならば、、

そのときは、あなたのタイ語能力のおかげで通じた可能性が高いので、

「一人前のレベルに達している」
と言って良いでしょう。


・・・以上、長々と述べてきましたが、一言でまとめると、

タイ語初心者のタイ語が、
相手に通じるかどうかは、
相手によるところが大きい。

分かろうとしてくれる相手に話すのは、比較的簡単。

分かろうとしてくれない相手に通じたら、立派な中級者。

ということです。


それではまた!



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