タイには(タイ数字)がある? タイ数字の1~10の書き方を5分で覚えるコツ

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タイには、タイ文字だけでなく、

「タイ数字」
というものがあります。

タイ数字とは?

タイ数字とは、タイだけで使われている数字のことで、

中国で言うところの「漢数字」にあたるものです。

今回は、そんなタイ数字について、勉強していきます。

タイ数字はあまり使わない?

実は、タイの日常生活では、タイ数字はめったに使用されません。

使う場面としては、

・役所の正式な文書
・タイの紙幣
・観光地のタイ人料金の記載

……この3つぐらいです。

なぜなら、これ以外の場面では、普通のアラビア数字の「1,2,3」だけで、ほぼ事足りるからです。

タイ数字は覚えなくていい?

タイ数字は、タイでの生活においても、使用される場面が非常に限られています。

そのため、実を言うと……

タイ数字を覚えなくても、
生活にはほとんど支障はありません。

趣味・教養としてタイ数字を知っておく

なので、我々外国人がタイ数字を知るメリットというのは、

これはもう完全に、「趣味・教養」の世界です。

「タイ数字読めるんですか?
 すごいですね!」

という称賛を得るためだけのツール、
と言っても過言ではないでしょう。笑

ただし、何事も、知らぬよりは知っておくに越したことはありません。

以上を踏まえたうえで、
早速、タイ数字を見ていきましょう。

タイ数字の1~10

タイ数字の1から10は、次のような形をしています。

1 ๑
2 ๒
3 ๓

4 ๔
5 ๕
6 ๖

7 ๗
8 ๘
9 ๙

10 ๑๐

かなりややこしい形に見えますが、一応、「覚え方」のようなものもあります。

タイ数字の1 ๑

まず、1は一番初めの数字ですので、これは「ガチで」覚える必要があります。

小さい〇を時計回りに書いて、その周りにまたぐるっと丸を書いて、二重丸の形にする

これで、タイ数字の1「๑」になります。

すべて丸からスタート

なお、これ以降の数字も、

すべて「丸から書き始める」というルールがあります。

なので、タイ数字は、形が少し複雑に思えるかもしれませんが、書き順は非常にシンプルです。

「必ず丸から」というルールがある以上、書き順を間違えることはありません。

なぜなら、たとえ、タイ数字の細かい書き方が分からなくても…

とりあえず、形を見て、丸から書き始めれば、それがタイ数字の正しい書き順になるからです。

タイ数字の3 ๓

では、次に2をいったん飛ばして、

タイ数字の3「๓」を先に覚えます。

見ての通り、アラビア数字の3を、左側にパタンと倒したような形をしています。

「orz」みたいな感じで、覚えやすいですよね。

3がひざまずいている様子が、タイ数字の3「๓」

と、覚えておきましょう。

タイ数字の2と7 ๒,๗

次は、2と7です。

先ほど、なぜ2を飛ばしたのかと言うと、

2,3,7が、それぞれ、次のような形をしているからです。


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๒(2)
๓(3)
๗(7)

見ての通り、「๓(3)」の形が元になっていて、

2と7は、まるでそこから「派生した」ような形をしています。

・๓(3)の線を、
 左に伸ばしたものが、๒(2)

・๓(3)の線を、
 右に伸ばしたものが、๗(7)

という風に、「๒(2)๓(3)๗(7)」の3つをセットで覚えておきましょう。

タイ数字の4 ๔

タイ数字の4は、ちょうど、三角定規のような、直角二等辺三角形のような形をしています。

なので、タイ数字の4も、数字の4と同じで、

๔(4) 直角三角形っぽい形

と、覚えておきましょう。

タイ数字の5 ๕

タイ数字の5は、๔(4)の頭の上に1つ「 ゜まる」を加えたものです。

なので、4からの派生で、

4+1=5 
๔+ ゜=๕ 

と、覚えておきましょう。

タイ数字の6 ๖

タイ数字の6は、少し覚えやすいです。

アラビア数字の6を鏡に映した形

「6の左右逆」
のようになっています。

タイ数字の8 ๘

タイ数字の8は、形がちょっと覚えにくいので、

「๘ ←形が漢数字の八っぽい」

と、無理やりこじつけで覚えてしまいましょう。

タイ数字の9 ๙

タイ数字の9も、同様です。

これまた、形が非常に覚えにくいので、

先ほどと同様、

「๙ ←形が漢数字の九っぽい」

という覚え方で良いと思います。

また、偶然ではありますが、実際のところ、「九」と「๙」は形がよく似ています。

タイ数字のゼロ ๐

最後に、タイ数字のゼロは、「๐」です。

丸だけなので、これは分かりやすいですよね。

「10」と書きたいときは、アラビア数字と同様、「イチ、ゼロ」と書くので、

「๑๐」になります。

タイ数字「1~10」まとめ

以上が、タイ数字の1から10です。

最後にもう一度、見ておきましょう。

1 ๑
2 ๒
3 ๓

4 ๔
5 ๕
6 ๖

7 ๗
8 ๘
9 ๙

10 ๑๐

……いかがでしょう。

こうして見ると、「複雑すぎて覚えられない」というような形はないと思います。

とりあえず必要なのは、「1,2,5」です。

なぜなら、私たちがタイの紙幣で見かけるのは、

20バーツ札 ๒๐
50バーツ札 ๕๐
100バーツ札 ๑๐๐
500バーツ札 ๕๐๐


これらの数字だからです。

なので、まずは、頻度の高い「1,2,5」の3つの数字を覚えておくのが、理に適っています。

その上で、3や4などの数字も随時覚えていく、という覚え方が良いと思います。

何事も、慣れが肝心です。

複雑なタイ数字にも、少しずつ、慣れていくようにしましょう!

では、本日はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

またよろしくお願いします。


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