ハッピー・ソンクラーン!
今や、タイのソンクラーン(水掛け祭)は世界的に有名なお祭りとなりました。
毎年、ソンクラーンのシーズン(4/13~4/15)になると、
チェンマイやバンコクの激しい水掛けの様子がSNSやYoutubeなどで連日投稿されています。
ソンクラーンに関するタイ語3選
今回は、ソンクラーンの前に覚えておきたいタイ語の重要表現として、
3つのタイ語フレーズご紹介していきます。
ソンクラーンの発音は?
まずは、「สงกรานต์ ソンクラーン」の発音。
これは、日本人の場合、「ソンクラーン」と読むよりも……
「r」を抜いて「ソンカーン」と読んだほうが、通じやすいです。
なぜなら、これは日本人の苦手な二重子音だからです。
カタカナ表記では、「ソンクラン」と書いたり「ソンクラーン」と書いたりまちまちなのですが、
「song-kraan ソンクラーン」の真ん中の「クラ」のところは、「kra」の二重子音です。
しかし、タイ人は、二重子音の「r」を脱落させて読むことが多いです。
そのため、日本人もそれに合わせて、「song-kaan ソンカーン」と読んだ方が通じやすい、というわけです。
「ソンクラーンの水をかける」
をタイ語で言うと?
また、「水をかける」というタイ語は、外国人には意外と知られていません。
「ソンクラーンで水をかける」と言うときは、
特別に「สาดน้ำ サート・ナーム」という動詞句があります。
「サート」は、ソンクラーンの水掛の時に使う、特別な動詞です。
タイで水掛けに参加する際は、
というタイ語を、ぜひ覚えておきましょう。
タイにはハイシーズンがある
次は、「ハイシーズン」という言葉。
これは、「繁忙期」を意味する英語ですが、タイ語にもそのまま輸入されています。
しかし、タイ語には「Z」の音が無いため、「Z」が「S」に変わり、
「ハイシーズン/ローシーズン」
↓
「ハイシーサン/ローシーサン」
と、発音します。
タイの観光業は繁忙期が半年間も続く
特に、観光都市であるチェンマイは、ハイシーズンが非常に長いです。
ローイクラトン(灯籠流し祭)が近づく10月ごろから、4月のソンクラーンまでの「ほぼ半年間」、
チェンマイの町は、ひたすら「ハイシーズン(繁忙期)」のお祭りムードが続きます。
「繁忙期」と呼ばれる期間が年の半分もある、というのはすごいコトやと思います。
実際、中産階級のタイ人を見ていると、
年の半分ぐらい「パイ・ティアオ(遊びに行く)」をしているような印象すらあります。
年がら年中仕事で消耗しきっている日本人からしたら、うらやましい限りですよね。
●ハイシーサン(繁忙期)
●ローシーサン(閑散期)
この言葉は、タイではわりとよく耳にしますので、覚えておきましょう。
そして、
このお祭りムード(ハイシーズン)も、ソンクラーンの終了とともに収束し、
タイはローシーズン(閑散期)に入っていく、というわけです。
今回のタイ語フレーズ
さて、今回のポイントは、3点あります。
「ソンカーン」と発音したほうが通じやすい
●ソンクラーンで「水をかける」と言う時は、
特別に「サート・ナーム」という動詞句を使う
●「繁忙期・閑散期」は
「ハイシーサン/ローシーサン」という
(タイ語にはZ音が無い)
……以上の項目を覚えておくことにしましょう。
では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ハッピー・ソンクラーン!