タイ語で『十二支』は何と言う?【タイ語音声付き】~タイ生活で干支の知識が必須である理由

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2019年は、「亥年」です。

タイ語では、

「グゥン(亥)」
または
「ピー・グゥン(亥年)」

と言います。

ちなみに、

タイで「亥」は「イノシシ」ではなく、「ブタ」を意味します。

そのため、会話では、

亥年=ブタ年=ピー・ムゥー

と、呼ぶこともあります。

タイ人は干支を重視する

先日の記事で、【タイ人は生まれた曜日を重視する】というお話をしました。

生まれた曜日に加え、タイでは、干支もかなり重視されています。

そのため、タイ生活がある程度長くなってきたら、曜日のタイ語だけでなく、「十二支を全てタイ語で言える」というスキルが必要になります。

そこで今回は、タイ語の十二支の言い方と、相手の干支を聞くときのタイ語フレーズを、紹介していきます。

タイで干支の知識が必須である3つの理由

まずはじめに、干支が、タイ人の生活と、どれくらい密接に関わっているのか、という点について、お話をしておこうと思います。

お寺には干支ごとの賽銭箱がある

タイのお寺へ行くと、お寺によっては、干支ごとに賽銭箱を用意しているところがあります。

そこでは、ネズミや牛など、干支の動物の絵や塑像などが置いてあり、

子年の人は鼠の賽銭箱、丑年の人は牛の賽銭箱に、お金を入れるわけです。

賽銭箱以外にも、お祈りのスペースが干支ごとに分けてあったり、おみくじが干支ごとに別々で用意されていたり、

タイの仏教が、干支と密接に関わっている、という事例を、垣間見ることができます。

タイの出生証明書には干支を書く欄がある

タイで出産・育児を経験された人はご存知かと思いますが、タイの出生証明書には、干支を書く欄があります。

「出生の証明書に、なぜ、干支の情報が必要なのか??」

というのは、かなり謎なのですが、こういう事情もあって、タイ人はわりと自分の干支や子供の干支を、よく把握しています。

スーパーでは正月になると干支のキャラクターが設置される

ビッグCやロータスなど、タイの大型ショッピングセンターでは、

お正月になると、干支のポスターやモニュメントなどが設置されます。

例えば、

申年の場合は、大きな猿の人形が店頭に置かれたりします。

タイの子供はショッピングセンターが大好きですから、買い物しているうちに、なんとなく干支の知識が入っていきます。

そのためタイ人は、小学生でも、今年の干支をちゃんと知っているわけです。



最近は、日本人でも、干支をよく把握していない人も増えていて、

「今年の干支は何だっけ?」とつい忘れてしまうこともよくありますよね。

その点でいうと、タイ人の方が、干支についてはよく知っているかもしれません。

十二支に関する重要タイ語フレーズ

では次に、十二支に関するタイ語の表現を見ていきましょう。

十二支は、タイ語で

●「スィップソーン・ナックサット」

と言います。

スィップソーンは「12」という意味です。

「何どし生まれ?」という疑問文

タイ語で、「何どし?」と質問するときは、

●「ピー・アライ」

と聞きます。

「ピー」は「年」、
「アライ」は「何」という意味ですから、

「何の年?」つまり、年の干支は何か、という疑問文となるわけです。

また、先程ご紹介した「ピー・アライ(何どし?)」を、

「グァート(生まれる)」の後に続けると、

●「グァート・ピー・アライ」
(何どし生まれですか?)」

と、相手の干支を尋ねる疑問文となります。

↑この疑問文は、意外とよく使いますので、何度か聞き流して、練習しておきましょう。

タイ語で十二支を覚えよう

では次に、タイ語の干支の名前を、順に見ていきましょう。

12個を一気に覚えようとすると大変ですので、4✕3に分けます。

4つごとに区切って、3グループに分けて覚えていくと、効率よく覚えられます。

1~4、子丑寅卯

まずは、「子年」からです。

1:子年(ピー・ショヮット)
2:丑年(ピー・シャルゥー)
3:寅年(ピー・カーン)
4:卯年(ピー・トォッ)

ちなみに、タイ人の尊敬と崇拝の対象となっている9世国王は、卯年(ピー・トォッ)生まれです。

そのため、9世国王をモチーフにした絵画などには、ウサギが描かれていることがあります。

まず、ここまでで、

●「ショヮット・シャルゥー・カーン・トォッ(子丑寅卯)」

と、復唱して、練習してみましょう。

5~8、辰巳午未

では、次は辰年です。

辰年からの4つは、全て干支の名前に「マ」が付いています。

なぜそうなったのかはよくわかりませんが、この「マ」という共通項があるため、若干覚えやすいです。

5:辰年(ピー・マローン)
6:巳年(ピー・マセン)
7:午年(ピー・マミア)
8:未年(ピー・マメェー)

「マメェー」は、羊の鳴き声からなんとなく連想できるので、ほかの干支よりは覚えやすいかもしれません。

では、ここまでの4つも同じように、

●「マローン・マセン・マミア・マメェー(辰巳午未)」

と、復唱して、練習しましょう。

9~12、申酉戌亥

では、最後の4つです。

9:申年(ピー・ウォーク)
10:酉年(ピー・ラガー)
11:戌年(ピー・ジョォー)
12:亥年(ピー・グゥン)

これで、全部で12です。

「ウォーク」という響きには、ちょっとだけ、猿の鳴き声のようなイメージがありますよね。

また、「ラガー」は、「ラガーシャツ」と「鶏」からの色彩的な連想(?)で覚えれば、

多少は覚えやすいかもしれません。



では、最後の4つも、

●「ウォーク・ラガー・ジョォー・グゥン(申酉戌亥)」

と、復唱して、覚えておきましょう。

まとめ

最後に、今回ご紹介したすべての表現を、続けて聞いてみましょう。

●「スィップソーン・ナックサット」
(十二支)

●「ピー・アライ」
(何どし?)

●「グァート・ピー・アライ」
(何どし生まれですか?)



●「ショヮット・シャルゥー・カーン・トォッ(子丑寅卯)」

●「マローン・マセン・マミア・マメェー(辰巳午未)」

●「ウォーク・ラガー・ジョォー・グゥン(申酉戌亥)」



……でも、一度に12個も覚えるのは、やっぱり大変です。

そんなときは、全部を丸暗記しようとするのではなく、ポイントを絞って覚えるのが、効率の良い勉強法です。

ポイントとしては…

●あなたが生まれた干支の名前。
●恋人や友人など、あなたの周囲の人の干支の名前。
●そして、今年の干支。

まずは最低限、この3点を覚えておけば、タイ人との会話で干支が出てきても、充分対応できます。



実際のところ、

外国人でタイ語の十二支を知っている人というのは、めったにいませんので、

もしも十二支を暗唱できれば、タイ生活のかなりの上級者だと言ってよいでしょう。

余裕があれば、ぜひ覚えてみましょう!


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