2020年2月、タイ北部の都市チェンマイで、
AKBの姉妹グループであるCGM48がデビューを果たしました。
今回は、CGM48のデビュー曲である『Chiangmai106』のタイ語歌詞、
および、カタカナの読みをご紹介していきます。
なお、オリジナルの楽曲は、新潟のNGT48の曲『Maxとき315号』となっており、
このへんも、地方都市のアイドルグループというコンセプトのこだわりを感じます。
NGTとCGM
まずは、NGTの『Maxとき315号』を聴いて、大まかなメロディーを頭に入れてから、
続けて、CGMのタイ語版を聴くと、分かりやすいと思います。
NGT48『Maxとき315号』
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CGM106『Chiangmai106』
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CGM106『Chiangmai106』タイ語歌詞
1.
เส้นทาง เส้นนี้ ล้อมราย ด้วยต้นยาง 106 พาฉันเข้าไปเจอ เมืองที่งามท่ามกลางหมอกสีจางๆ
センターん、センニー ロォームらーィ ドヮィトンヤーん
ヌんスゥン ホックパーシャン カォぱィヂュー
ムアんティーンガーム タームガーん
モォークスィー ヂャんヂャーん
ผู้คน รอยยิ้ม มิตรไมตรีเต็ม เปี่ยม ในทุกๆวัน หัวใจ อ่อนโยน อบอุ่นและคุ้นเคยมานาน อยากจะแนะนำให้เธอ รู้จักจัง
プゥコン、ろォーィイ゙ム ミッマィてィー てムぴァム
ナィトゥクトゥクワン
ホヮヂャィ オンヨーン オプウゥンレッ
クゥンクーィ マーナーン
ヤヂャ ネナム ハィトァー るゥーヂャッガン
ให้เวลา นำพา เธอมาซักวันนึง เส้นทางเดินที่หวน ชวนกลับมา ในค่ำ คืน นั้น ที่ เรา ได้ พบ ได้เจอได้สัญญา
ハィウェラー ナムパートァーマー サクワンヌん
センターん ドァーンティー ホヮンショヮン ガプマー
ナィカム クーンナン ティーらオダィ
ポプダィヂュー ダィサンヤー
แม้พรุ่งนี้เป็นอย่างไร อนาคตพลิ้วไหว เลือนลาง อ่อนโยนกว่า ที่ฉันคิดมองไปทุกทาง ไม่ชัดเจนยังคง เฝ้าตามหา
メェプゥんニー ぺンヤんらィ
アナーコッ ピゥワィ ルアンラーん
オンヨーン ゴヮーティーシャン
キッモォーんぱィ トゥクターん
メィシャッヂェーン ヤんコん、ふァオた-ムハー
เส้นทางฝันใกล้เข้ามาถึง เท่านี้ ความรู้สึกดีๆ มันเอ่อล้นออกมา มองที่ฉัน ข้างในแววตา แล้วเธอจะเข้าใจ เธอและฉัน จะก้าวเดินไป ไปนะ ไปโตยกัน
センターん ふァンガィ カォマートゥん、
タォニー、コヮームるゥースク ディディー、
マンウーロン オォークマー
モォーんティーシャン カんナィ ウェオたー、
レェオトァー ヂャカォヂャィ…
トァーレッシャン ヂャガォドァーンぱィ
ぱィナッ ぱィとィガン!
2.
กี่ร้อน กี่หนาว ฤดูที่แปรเปลี่ยน กี่ฝน กี่พายุที่วนเวียน ทำให้ใจนั้นโตขึ้นทุกๆวัน
ギーろォーン、ギーナーォ るドゥーティー ぺェぴアン
ギーふォン、ギーパユゥ ティーウォンウィアン
タムヘィ ヂャィナン とークン トゥクトゥクワン
ท่ามกลาง ดอกไม้ ส้มแดงอมเทา กลีบทองกวาวแย้มบาน เส้นทางที่เดิน อาจเจอะและพบความลำบาก แต่อย่างน้อย เราก็โต ขึ้นอีกวัน
タームガーん ドォークマーィ、ソムデェーん
オムタォ ギープトォーんゴヮーオ イェムバーン
センターん ティードァーン アーッヂュッレッ
ポプコヮーム ラムバーク
てェヤんノォーィ らオゴォとー クンイークワン
และในวันที่ฉันเคว้งคว้างลอยบนฟ้าไกลๆ ฉันยังคงได้พบ ใครสักคน ที่จะคอย ส่ง ยิ้ม และ คอย เป็นพลัง ในวันที่หมองหม่น
レッネィワンティー シャンクゥェんコヮん
ロォーィボンふァー ガィガィ
シャンヤんコん ダィポプ カィサッコン
ティーヂャコォィ ソんイ゙ム レッコォィ
ぺンパラん ネィワン ティーモォんモン
แม้พรุ่งนี้เป็นอย่างไร อนาคตพลิ้วไหว เลือนลาง หากยังรอให้ฉันพบและเจอเส้นทาง โหดร้ายยังไง ไม่ยอมแพ้
メェプゥんニー ぺンヤんらィ
アナーコッ ピゥワィ ルアンラーん
ハークヤん ろォーハィ シャンポプ
レッヂュー センターん
ホーッらーィ ヤんガィ、メィヨォムペェー
เพราะความรักนั้นมีความหมาย กลั่นเป็นหยดน้ำที่ยังคลอ และเอ่อล้นออกตา นี่แหละความสุขที่มีค่า มากมายเกินสิ่งใด
ポッコヮーム らクナン ミーコヮームマーィ
ガンぺン、ヨッナーム ティーヤんコォー
レッウーロン オォクたー
ニーレッ コヮームスゥク ティーミーカー、
マークマーィ グァーンスィんダィ
(間奏)
3.
หนาว ยังมีวันเหือดหาย น้ำค้าง กลายเป็นอุ่นไอ บนพื้น ดินยัง คง กำเนิด เกิดเป็นพันธุ์ไม้ขึ้นใหม่
ナーオヤん ミーワン フアッハーィ
ナムカーん ガーィぺン ウゥンアィ
ボンプーン ディンヤん コんガムヌーッ
グーッぺンパン マーィクンマィ
ทั้ง เรื่องราวที่เศร้าใจ จะทุกข์ หม่นหมอง และอ่อนไหว จะกลับกลายเป็นวันดี ปลุกรอยยิ้มที่เคยมี และยังคงมีพรุ่งนี้ ให้เริ่มใหม่
タんるアんらーォ ティーサォヂャィ
ヂャトゥク モンモォん レッオォンワィ
ヂャ ガプガーィ ぺンワンディー
ぷゥーク ろォーィイ゙ム ティークーィミー
レッヤんコん ミー プゥんニー ハィ るームマィ
แม้พรุ่งนี้เป็นอย่างไร อนาคตพลิ้วไหว เลือนลาง อ่อนโยนกว่า ที่ฉันคิดมองไปทุกทาง ไม่ชัดเจนยังคง เฝ้าตามหา
メェプゥんニー ぺンヤんらィ
アナーコッ ピゥワィ ルアンラーん
オンヨーン ゴヮーティーシャン
キッモォーんぱィ トゥクターん
メィシャッヂェーン ヤんコん、ふァオた-ムハー
เส้นทางฝันใกล้เข้ามาถึง เท่านี้ ความรู้สึกดีๆ มันเอ่อล้นออกมา มองที่ฉัน ข้างในแววตา แล้วเธอจะเข้าใจ เธอและฉัน จะก้าวเดินไป ไปนะ ไปโตยกัน
センターん ふァンガィカォ マートゥん、タォニー、
コヮームるゥースク ディディー、マンウーロン オォークマー
モォーんティーシャン カんナィ ウェオたー、
レェオトァー ヂャカォヂャィ…
トァーレッシャン ヂャガォドァーンぱィ
ぱィナッ ぱィとィガン!
歌の世界観
この『Chiangmai106』の歌詞については、
タイ北部、チェンマイに関する若干の「基礎知識」が必要です。
まず、106というのは国道の番号で、タイの「国道106号線」を表しています。
そして、タイの国道106号線はどこを走っているのかというと、
これは、タイ北部のランプーン県からチェンマイ県へと続く国道です。
国道106号線を北上して、チェンマイ県に入ると、「サラピー」というエリアを通るのですが、
サラピーは、巨大な樹木の「並木道」で有名です。
この並木道は、いわばチェンマイを象徴する風景の1つで、
車でそこを通ると、
という思いが、ふつふつと湧き上がってくる、そんな郷愁あふれる並木道。
『Chiangmai106』の歌詞の出だしのところで歌われているのは、
そうした国道106号線の並木道の情景なんです。
いっぽう、NGT48の『Maxとき315号』は、上野と新潟を結ぶ特急列車の名前です。
こちらも、歌い出しのところが、
となっていて、同じように、故郷の情景描写になっています。
つまり、どちらの歌も、
「バンコクからチェンマイへ」
という、郷愁の世界観を共有している、
というわけです。
こういった歌をCGM48のデビュー曲に持ってくるあたり、
プロダクション側の相当なこだわりと熱意を感じますよね。
北タイ方言
また、この歌にはもう1つ、チェンマイならではのこだわりがあります。
それは、チェンマイの「方言」です。
『Chiangmai106』には、チェンマイの方言が歌詞に登場します
ただし、歌詞をコテコテの方言にしてしまうと、バンコクのファンが聞き取りできなくなるぐらい、
バンコク語とチェンマイ語は、離れています。
なので、方言は1ヶ所だけ、サビのラストのところで登場します。
それは、「パイ・トイガン(一緒に行こう)」という言葉です。
また北タイ方言(カムムアン คำเมือง)も、1ヶ所だけ登場します。
サビのラストで、
ไปโตยกัน(パイ・トーイガン)という言葉が使われていますが、これが北タイ方言です。
意味は、「一緒に行こう」バンコク語だと、
ไปด้วยกัน(パイ・ドヮイガン)
になります。#CGM48 #Chiangmai106th— でんいち🇹🇭タイ文字を最も効率的に習得する方法教えます👼 (@mlxism17) February 10, 2020
バンコクの標準語では、「ไปด้วยกัน(パイ・ドヮイガン)」と言うのですが、
タイ北部のチェンマイの方言だと、「ไปโตยกัน(パイ・トーイガン)」になります。
これで、「一緒に行こう」という意味です。
そして、『Maxとき315号』のほうでも、サビのラストは「あなたと一緒に歩きたい」となっていますから、
ここでも見事に、
歌詞の世界観が共有されています。
そして、ファンの目線から見ると、、
『Chiangmai106』を聴けば、国道106号線の並木道を通って、チェンマイに行きたくなる
というわけです。
いやー、しかし、本当に名曲ですよね!
CGM48の今後の活躍に期待しましょう!!
お知らせ
突然ですが、ここでクイズです。 この画像、何と書いてあるか、分かりますか?