タイで「シニアロングステイ」をなさっている皆様、および、日本在住のご家族の方々に、お知らせです。
日本よりも物価が半額以下のタイで、年金を受け取り、悠悠自適に余生を過ごす、いわゆる、「シニアロングステイ」。
物価の高い日本よりも、自由に、気楽に過ごすことができる、ということで、近年、タイのロングステイヤーの数は、増加の一途をたどっています。
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タイで「シニアロングステイ」をスタートする際、
意外と忘れてしまいがちなのが、「緊急時の家族への連絡網」です。
具体的には、タイで生活しているロングステイヤーが、「最期の日」を迎えた時の、日本の家族へのフォローです。
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「何を、縁起でもない!」と、お思いでしょうか。
でも、じつは近年、タイでは、「孤独死」をしてしまう日本人が、急増しているんです。
あるいは、孤独死ではないにせよ、タイ人の身内や友人に看取られた後、日本の家族への連絡方法が分からない、というケースです。
これは、タイに来ているロングステイヤーが、日本の家族と縁が切れてしまっていることが多いためです。
もしも、「その時」を迎える前に、
ロングステイヤー本人が「緊急時の連絡先」を、周囲の日本人や、タイ人などに伝えてあれば、
その後の日本の家族への連絡等も、スムーズになります。
しかし、タイにロングステイをしている人の中には、
●日本の兄弟や子供たちとはほとんどつながりがない
●信頼できるタイ人の友人がいない
というような状況の人も多く、こうなると…
・なかなか日本の家族と連絡がつかなかったり、
・日本の役所で死亡届を出すのに手こずったり、
というような事態になることも、しばしばです。
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実際のところ、
私の元にも、よく日本の人から、次のような質問をいただきます。
「父が、タイで連絡がつかないのですが、どうすればよいでしょうか」
という、問い合わせです。
しかし、タイと言っても広いですから、タイで人ひとり探し出すのは、至難の業です。
やはり、「その時」が来る前に、あらかじめ、タイ在住の人と、日本の家族とをつなぐ連絡網を、何本か張っておく必要があります。
こうした連絡網が事前にあれば、
もしも、タイでロングステイをしている人が、「急に容体が悪化した」というときにも、すぐに日本の家族へ連絡が可能になります。
つまり、「シニアロングステイ」においては、緊急時の連絡体制の確保というものが、非常に重要なんです。
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「その時」は、誰の身にも、いつか必ず訪れるものです。
「その時」が来てから、何の準備もなかったために、日本の家族に迷惑をかけてしまう、ということのないよう、
やはり、元気なうちから、「もしもの時の連絡体制」を作っておくに越したことはありません。
当サイトでは、そうしたロングステイヤーの方、あるいは、日本在住の家族の方のために、
「緊急時の連絡網の確保、および事後手続きืのフォロー」
というサービスを行なっております。
具体的には、タイ在住のロングステイヤーに、不測の事態が発生したときに、
●タイの役所発行の死亡届と、その翻訳文を入手し
●もしも渡航が間に合えば、タイ側での火葬にも立ち会う
…という、一連の手続きです。
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特に、タイの死亡届は重要です。
タイで「その時」を迎えた場合は、タイの役所発行の死亡届と、その翻訳文がないと、日本の市役所で手続きができないからです。
日本在住の家族は、3ヶ月以内にタイの死亡届と翻訳文を入手して、日本の市役所に提出する必要があります。
(日本国内での死亡の場合は7日以内ですが、国外の場合は3ヶ月の猶予があります)
しかし、日本在住の家族が、見知らぬタイの地で、病院や役所を回るのは、かなり困難です。
そこで、当サイトを通じて、「ロングステイヤーの日本在住の家族」として、あらかじめ登録をしておいていただければ、
タイにいるロングステイヤーに、不測の事態が発生したときには、こちらの方で、現地病院や公的機関とも連携を図り、
●タイの役所発行の死亡届と、その翻訳文を入手し
●もしも渡航が間に合えば、タイ側での火葬にも立ち会う
…これらの所作を、スムーズに行なうことができます。
その際、翻訳料金や交通費などの実費は別途必要になりますが、登録は無料です。
また、登録後、「特にフォローは必要ない」という場合は、一切費用は発生しませんので、ご安心ください。
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対象は、タイ在住のロングステイヤー、および、日本在住の御家族です。
日本在住の方で、
「兄弟がタイへ渡ったのち、音信不通になっているが、もしもの時の連絡が欲しい」
「在タイの父母の容態が悪化したときに、すぐに連絡が来るか不安」
等でお悩みの方。
あるいは、タイ在住で、
「タイで終活をするにあたり、緊急時には、誰かが代わりに、日本の家族へ連絡をして欲しい」
と、お考えの方は、以下のメールフォームより、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。