管理人プロフィール

1

こんにちは!

当サイトにお越しいただき、
ありがとうございます。

管理人のでんいちと申します。



私は現在、タイ北部の田舎町で暮らしていて、
在タイ歴は約20年。

タイ語の翻訳や、通訳などをしております。



このサイトは、
私が20年間のタイ生活で学んだタイ語の習得法や、
タイ語に関するトピックなどを、
ブログ形式でまとめたものです。



私がタイ語を学ぶようになったのは、
20代のころです。

海外旅行でタイを訪れたとき、

「タイ語が話せたほうが、
絶対にタイは楽しいはず」

との思いから、

帰国後、矢も盾もたまらず、
日本で勉強を始めたのがきっかけです。

その時私は
タイ語学校や留学ビザなどの存在を知らなかったので、

タイ語の習得は、当然独学でやるもの

と思い込んでいました。



そもそも当時は、
タイに留学という選択肢は、
今ほどメジャーなものではなかったです。

特に、私がタイ語を勉強していたのは、20世紀の終わりごろ。

インターネットはまだそこまで普及しておらず、CD付きの語学教本が、ようやく世に出始めた頃です。

そこで私は、タイから帰国してすぐ、

近所の図書館でタイ語の入門書を探し、
独学で文字や書き取りなどの練習を始めました。

もちろん独学では、
正しい発音はわかりません。

なので、
発音の習得は後回しにして、

ひたすら単語や文章の、
読み書きの練習に取り組みました。

タイ語の単語を書いてはテストし、
書いてはテストする、
この繰り返しです。



約1年間、日本で独学で
タイ語の読み書きの勉強を続けたのち、

翌年、私はまたタイを訪問をする機会を
得ることができました。

結果、私のタイ語はどうなっていたかというと…

ふだんのタイ語会話で困ることはほとんどなく、

自分でも信じられないほど、
タイ語が上達していました。

私がやったことと言えば、
1年間ひたすら毎日、
独学で読み書きの練習をしただけです。

その間は、
語学学校などにも一切通っていませんし、

タイ語の会話練習なども、
ほとんどしていません。



しかし、たとえ会話には慣れていなくても、

「インプットした文字の知識」は頭に入っていますから、この知識は現地で最大限に活かされました。

そして、タイの日常生活で必要なタイ語会話は、ほとんど不自由なく、行うことができました。

この時、私は改めて…

「語学の習得には、圧倒的なインプット量こそが最も重要である」

ということを確信しました。



つまり、

たとえ発音練習や会話練習などを
ほとんどしていなくても、

知識として詰め込んだ単語や文型は、
実践ですべて役に立つ

ということです。

会話は、「文字や単語のインプット」をしたあとからでも、全く問題ないのです。



いや、むしろ…

「インプットの量こそが、会話の能力に比例する」

と言っても過言ではありません。



特に、タイ語の学習者は、文字を無視して会話を重視する傾向が強く、

「タイ語で会話はできても、タイ文字が読めない」

という状態になりがちです。

会話ができればまだ良い方で、多くの場合…

「日常会話レベルのプラスアルファの内容になると、もうお手上げ」

という人が少なくありません。



実際のところ、

在タイ日本人を、改めて見渡してみると……

  • 「タイ語学校に1年間通ったけれど、タイ語が話せない」
  • 「タイに移住して5年以上になるけれど、タイ語が話せない」

という人が大多数です。

これは、とりもなおさず、

日常の会話に重きを置き過ぎて、
「文字や単語のインプット」がおろそかになっているからです。

つまり、インプット量が少なすぎて、

お店やレストランの会話を習得したのち、レベルが上達していかないのです。



そして、

こういう人たちの多くが決まって口にするのが、

「自分には語学に向いていない」

というフレーズです。

しかし私は、確信を持って言えます。

「語学が苦手な人なんていません。ただ単に、勉強法を知らないだけです。」

と。

インプットの量さえあれば、
語学力は確実に上達します。

つまり、

「インプットをするための方法論を身につけることが、最も肝要である」

ということです。

以来私は、
タイ語の習得に悩んでいる日本人や
その他の外国人に対し、

「どのように勉強すれば、
タイ語を効率よく
習得することができるか」

ということを、折に触れて伝えていくようにしました。

その際に私が話すのは、タイ語勉強法などという大仰なものではなく、

「勉強のちょっとしたコツや心構え」

のようなものです。



私がこのサイトで推奨している習得方法は、至ってシンプルなものばかりです。

しかしこれによって、多くの人が見違えるほどにタイ語を上達することができ、

やはり自分の勉強方法は
間違っていなかった、

との確信を深めるに至りました。

このサイトで紹介している数々のメソッドは、そうした経験を元に、テーマごとにまとめたものです。

勉強の合間や空き時間など、
気が向いたときにでも読み流していただければ、

タイ語の勉強法や
タイ語の知識などが頭に入るよう、
構成してあります。



タイ語の勉強は、楽しいものです。

決して、苦痛に満ちたものではありません。

このサイトを通じて、少しでもあなたのタイ語習得の手助けができれば、これに勝る喜びありません。

タイ語の勉強を、楽しく、根気強く、続けていきましょう!



また、当サイトでは、こうしたタイ語習得のノウハウを1つの「学習コース」として詰め込みました。

その入門となるのが、
『タイ文字習得のための動画講座』です。

↓↓詳しくはこちら↓↓
【タイ文字講座のご案内】

どうぞ今後とも、よろしくお願いします。


追記

また、この勉強法は、タイ語以外でも応用が利きます。

私は、タイ語をある程度習得したあと、隣国のミャンマー語を独学で始めました。

このときも、
私はタイ語を習得した時と同じように、

「ミャンマー語の読み書きと基本単語を一通り詰め込む」

という勉強法をまず実施しました。

そして、その後はミャンマー語の会話能力も、
みるみるうちに上達していきました。

やはり、語学において重要なのは、
「圧倒的なインプット量」なのです。

どんな国のどんな言語であっても、その言語の文字と単語さえきちんとインプットすれば、

間違いなく、ある程度以上のレベルには達することができます。

要は、「そのメソッドがあるか、ないか」ということだけなのです。



こうした経緯から、

現在では、日本人を対象にミャンマー語レッスンなども請け負い、タイ語とミャンマー語の両方で翻訳業を行なっています。

これ以外にも、バングラデシュのベンガル語の研究も、並行して進めています。

理由はこれまでからお話ししているように、

語学習得のためのノウハウは、ある程度、どの言語も共通しているからです。

そのため、このサイトは、タイ語がメインではあるものの、

ミャンマー語・ベンガル語の記事も、随時更新しています。



関心のある方は、

 ↑↑
こちらの目次リンクも、合わせてご覧ください。



では今後とも、
どうぞよろしくお願いします。