タイ人は数字に弱い?タイの買い物で小銭を足して「お釣りちょうど」にしなくていい3つの理由

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日本人なら誰もがやったことのある、「お釣りがちょうどになるように小銭を足す」という支払い方法。

これを、タイのセブンイレブンでやると、店員からは「不思議な顔」をされることがあります。

そこで今回は、タイのコンビニで、「会計時に小銭は足さなくてもいい」と言える3つの理由について、ご紹介していきます。

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「小銭を足す」という会計方法

まず初めに、今回のテーマについて、少しおさらいをしておきましょう。

「お釣りがちょうどになるように小銭を出す」

というのは、例えば…

コンビニでのお会計の際、122バーツになった場合に、

500バーツ1枚と、1バーツ玉を2枚、計「502バーツ」で支払って、お釣りを380バーツもらう、

というやり方のことです。

このお会計方法は、日本ではごく当たり前に行われていて、人によっては、

「毎回必ず、小銭を何かしら出す」

という人もいるぐらいです。

タイではあんまり…

でも、この方法は、少なくともタイでは、あまり一般的ではありません。

そのため、タイのセブンイレブンで、

日本人が、122バーツのお会計に対して、502バーツを払うと…

タイ人の店員は、その理由が分からず、一瞬、怪訝(けげん)な顔をします。

「この日本人は、どうして2バーツを足したのかしら?」

ってなもんです。

「お釣りは少ない方が良い」という価値観

なぜなら、タイには、そもそも「お釣りは少ない方が良い」という考えがないからです。

日本人が、お会計の際に小銭を足すのは、

「お釣りで返ってくる小銭の数を減らすため」というのが目的ですよね。

でも、タイにはこの発想がないため、

「なぜわざわざ小銭を足してまで、お釣りの枚数を減らそうとするのか」

が、分からない…ということなんです。

タイ人は引き算が苦手

また、この「小銭を出す」という会計方法には…

「ある程度、引き算が得意」という前提条件があります。

しかし、私の見る限り、「ほぼ80パーセント以上」のタイ人は、引き算が苦手です。

そのため、「お釣りを事前に計算する」なんていう芸当を、人生で1度もやったことがない、というタイ人も多いんです。

日本人は引き算が得意

というよりも、あえて、タイ人の名誉のためにフォローしておくと…

タイ人が特別引き算が苦手なのではなく、日本人が、引き算が得意すぎるんです。

公文式や、小学校1年生の計算ドリルを見ても分かるとおり、

多くの日本人は、小さい頃に、イヤというほど、引き算の練習を経験しています。

そうしたトレーニングのおかげで、日本人の多くは、日常生活でも、自然に引き算ができるわけです。

しかし、日本以外の諸外国では、そうではありません。

諸外国では、引き算は、「足し算の逆」という発想します。

「足し算の逆」とは?

「足し算の逆」とは、どういうことかというと、たとえば…

タイのお店で、客が80バーツの買い物をして、100バーツを支払ったとします。

このとき、日本人なら、「100-80=20」と、瞬時に暗算をしますよね。

でも、タイ人は一般的に、次のような計算をします。

まず、お客に80バーツの商品を渡し、それから、レジから20バーツ札を出して…

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「80+20で、あなたの渡した100バーツ紙幣と同額になったでしょう?」

というやり方です。

足し算だけで計算する

ここには、「引き算」は使われていませんよね。

あくまでも、足し算オンリーで、会計が行われています。

80(価格)+20(釣り)=100(客の紙幣)

つまり、

商品の値段と、お釣りの額とを足して、相手の支払った額と同額にする、

という計算方法なんです。

これはタイに限らず、他のアジア諸国や、アメリカなどでも使われている方法です。

タイでは、こういうやり方を、何百年でも続けていますから、

「会計時に客が小銭を足す」

というのは、あまり一般的な方法ではない、ってことなんです。

「2」の金種がある

また、タイには、「2バーツ玉」と「20バーツ紙幣」がある、というのも、大きな要因です。

例えば、「112バーツ」の買い物をする場合を考えてみましょう。

この時、120バーツを払えば、おつりは「8バーツ」です。

8は、5+2+1ですから、小銭の枚数は、わずか3枚です。

つまり、「2」の金種があるために、お釣りの小銭は、そこまで多くはならないんです。

タイはお金の種類が多い

タイのお金には、「1、2、5、10」の硬貨と、「20、50、100、500、1000」の紙幣があり、日本よりも、お金の種類が多いですよね。

そのため、「687バーツ」なんていうような、一見すると「小銭多そう…」と思えるような金額であっても、

タイなら、色とりどりの紙幣や硬貨を織り交ぜて、それなりにコンパクトに用意できる…というわけです。

まとめ

今回は、タイ人が、お会計の際に「小銭を足す」という行為を、あまりやらない理由として…

●タイにはそもそも、「お釣りは少ないほうがいい」という発想がない

●タイ人は引き算が苦手。お釣りは、「足し算の逆」で考える

●お金の種類が多いため、そもそもお釣りがジャラジャラしない

以上、3つのポイントについて、ご紹介してきました。

こうした事情から、タイのコンビニや商店で買い物をする際は、

「お釣りを少なくするために小銭を足す」

という行為を、する必要はありません。

むしろ、店によっては、「店員を無駄に混乱させる」というケースも多いですから、

黙って、紙幣をポンと出すようにしましょう。

■ ■ ■ 

…ただし、例外もあります。

それは、金額が「901バーツ」という風に、見て明らかに「端数」だと分かるケースです。

この時は、さすがにタイ人も、「1バーツあるかしら?」と聞いてきますから、

その時は、1バーツ玉をサッと渡してあげるようにしましょう。

まとめると、

「小銭あるかと聞かれれば、渡せば良い」

「聞かれなければ、わざわざ事前に小銭を足す必要はない」

ってことになります。

タイでのお買い物の際は、ぜひ、参考になさってみてくださいね。


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