タイ語で母の日は、
「วันแม่ ワン・メェー」と言います。
今回は、タイと日本における「母の日」の違いについて、お話ししていきます。
タイの母の日は、8月12日。
この日は、タイの第9世国王である、プミポン国王のおきさき様、
シリキット王妃の御誕生日です。
8月12日は、タイ9世国王シリキット王妃の御誕生日で、タイの母の日に制定されています
シリキット王妃の誕生曜日が金曜であるため、金曜の色である水色が王妃のイメージカラーとなっています💙
タイ人は母親を大事にする人が多いので、例年母の日は関連のイベントで盛り上がります👩👧👦#วันแม่ pic.twitter.com/I60JDlHFxB
— タイ語たん🇹🇭 (#タイ文字部) (@thaigolink) August 11, 2020
↑
ここにも書いてある通り、タイ人は、本当に母親を大事にする人が多いです。
毎年、母の日になると、母の日関連のイベントがタイ全国各地で開催され、
また、歌手や俳優さんなど、タイの芸能人は、「母親とのツーショット写真」を披露するのが定番になっています。
そのため、タイにおける「母の日」は、まるで盆と正月のような、大きな盛り上がりとなります。
タイのこうした「母と母の日を大切にする文化」は、知っておくと良いでしょう。
いっぽう、、
日本においては、「母の日」は、それほど重要な記念日として位置づけられているわけではないですよね。
せいぜい、デパートやスーパーで、母の日セールが行なわれる程度です。
あなたは、日本の「母の日」を毎年きちんと覚えているでしょうか。
じつは、海外生活が長い中の人は、
「日本の母の日を、すでに忘れてしまっている」
という人も少なくありません。
日本の母の日は「5月の第2日曜日」
日本の母の日は、
「5月の第2日曜日」です。
なぜ今回、この話題を出したかというと、実は、、
「日本の母の日はいつ?」
これらの質問は、日本人がタイ人からよく聞かれる頻出の疑問文だからです。
母の日に関するタイ語例文
「日本の母の日はいつ?」
これらの疑問文は、
それぞれタイ語で言うと・・・
ティー・イープン・ゴォ・ミー・ワンメェー・マイ?
(日本にも母の日はあるの?)
ワンメェー・ティー・イープン・ワンティー・タオライ?
(日本の母の日は何月何日?)
と、言います。
おそらく、読者の中にも、
「確かに、聞かれたことがある!」
と、思い出した人も多いのではないでしょうか。
こういった質問が「頻出である」ということは、つまり・・・
母親に対する思慕の情が深い、
ということに他なりません。
在タイ日本人、日本の「母の日」を結構忘れてる説
実際のところ、、
在タイ日本人の中には、タイ人から日本の母の日について質問されたときに、
「もうそんなん、覚えてまへんわ~」
「母の日なんか、どうでもええがな」
という、冷めた対応をしてしまう日本人のオッサンが少なくありません。
言葉の端々から、「何とも下品で、情の薄いオッサンだ」という印象がにじみ出ていますよね。
日本人のオッサンがこういう態度を取ると、母想いのタイ人にしてみれば、、
「なんという親不孝な日本人なのだろうか」
「こんな親不孝な男の恋人になるのは、やめておこう」
と、感じてしまいます。
つまり、タイにおいては、
というレッテルを貼られる、ということです。
「母の日」はタイ語で?
こうした事情から、私たちは日本人として、、
「日本の母の日」
についての知識を、きちんと持っておく必要があります。
最低限、
「5月の第2日曜日」という日付を覚え、
「วันแม่ ワンメェー(母の日)」
という単語ぐらいは、
タイ語で言えた方が良いでしょう。
タイ人は母親にプレゼントをする
また、これに加えて、
「母の日には、くにのお母さんにプレゼントしたの?」
という質問も、タイ人からよく聞かれます。
母の日に自分の母親にプレゼントすることは、
タイ人にとっては、普通のことだからです。
なので、
「母の日には、くにのお母さんにプレゼントしたの?」
という質問は、タイでは至って普通の疑問文なのです。
しかし、
ここでもまた、、
「母親にプレゼントなんか、したことありまへんわー」
という、寒い回答をしてしまう日本のオッサンがこれまた非常に多いですが、これも、あまり感心しません。
やはり、「郷に入っては郷に従え」で、
タイでは、タイ人の美徳に従ってふるまうべきですから、
母親を大事にして、母親にプレゼントの一つも送ってやるべきでしょう。
なぜなら、タイにおいては、
母親を大事にする人が「良い人」とされるからです。
なので、もしも、タイ人から母の日のプレゼントについて聞かれたら、
「毎年手紙を書いて送っていますよ!」
と、答えておいた方が良いでしょう。
そのほうが、タイでの好感度が確実に上がるからです。
これがつまり、「郷に入っては郷に従え」ということです。
タイで生活をする際は、
「母親を大切にするのは当然のことである」
というタイの美徳を、心がけておくようにしましょう!
(まあ、タイに限らず、日本にいてもやった方がいいですが…)
今回は、母の日についてのお話しでした。
タイの母の日は、8月12日。
日本の母の日は、5月の第2日曜日です。
お知らせ
突然ですが、ここでクイズです。 この画像、何と書いてあるか、分かりますか?