タイ語で「地震」のことを
「แผ่นดินไหวペン・ディン・ワイ」
と言います。
北タイで地震発生
2019年11月21日未明、北タイ全土で地震が観測されました。
この日、チェンマイにいた多くの人が揺れを感じました。
地震発生が早朝であったにも関わらず、多くのネットユーザーがSNSに「地震発生!」と書き込んだため、
わりと早い段階で、情報が共有されたようです。
本日午前4時ごろタイ~ラオス国境周辺で地震発生
M5.9、震源地はナーン県チャルームパギアット郡から対岸のラオス側で、深さは約5㎞
周辺のチェンマイ、チェンライ、パヤオ、コンケン、ウドンなどの県でも揺れが感じられたそうです
周辺にお住まいの方はお気をつけくださいhttps://t.co/Ae6sAV2zpd
— でんいち🇹🇭タイ文字を最も効率的に習得する方法教えます (@mlxism17) November 21, 2019
このニュースは、地元タイのニュースメディアでも、すぐに大きく取り上げられました。
震源地は、ナーン県の対岸、ラオス領のサイニャブリー県。
チェンマイからは遠く離れているとは言え…
チェンマイ在住者の多くが、早朝に揺れを感じて目が覚めるぐらいの揺れがあったようです。
「タイは地震が少ない」は迷信
また、今回の揺れで、
2014年の5月5日に北タイを襲った「メーラオ地震」を思い出した人も多いのではないでしょうか。
(ちなみに、あのときの地震には、メーラオ地震という名前が付けられました)
今回は、2014年のメーラオ地震から、まだ5年しか経っていません。
M5以上の規模の地震が、わずか5年のあいだに2回も起こった以上……
さすがにもう「タイは地震とは無縁です」などと余裕をカマしてられない、というコトですね。
今後はタイ生活においても、地震に対する十分な注意が必要です。
具体的には、
・パスポートやカードなどは携帯しておく
・なるべく高層階に住まない
などが挙げられます。
あとは、地震情報を発信してくれるSNSアカウントをフォローしておくのも良いでしょう。
実際のところ、タイのニュースにはけっこうタイムラグがあるので、
タイでは、情報のスピードはSNSが最速です。
ペン・ディン・ワイ(地震)
さて、前置きが長くなりましたが、
そんなわけで、今回は『地震』を意味するタイ語をご紹介しようと思います。
地震はタイ語で
「แผ่นดินไหวペン・ディン・ワイ」
といいます。
ちょっと長いですが、
逐語訳すると…
まず真ん中の「ดินディン」は土(つち)という意味です。
「ペン・ディン」と言うと、大地とか国土みたいなニュアンスになる。
最後の「ไหวワイ」は「揺れる」という意味があります。
声調は5声で、低めから尻上がりに発音します。
「ペン・ディン・ワイ」というのは直訳すると「大地が揺れる」で、
これで「地震」という意味になります。
生死にかかわる単語なので、丸暗記しておきましょう。
「揺れを感じた」とタイ語で言うと
また、この単語に関連して、
「ルゥースック(感じる)」
という動詞があります。
これは「揺れを感じた」などの文脈で使います。
前半の「ルゥー」は「知っている」という意味なので、
รู้สึกルゥースック ⇒ 感じる
……という風に、関連付けて覚えておくと良いでしょう。
もしも次回、タイで揺れを感じた時は、
「ルゥースック・マイ?(揺れを)感じましたか?」
と、周囲のタイ人に、タイ語で聞いてみましょう。
แผ่นดินไหว
ペン・ディン・ワイ(地震)
รู้สึก
ルゥースック(感じる)