ラオスは、コーヒーが名産です。ホットコーヒーの相場は、120円前後。
でも、「そういえばラオスで、地元屋台のラオスコーヒーを、飲んだことがない!」と感じている人は、意外に多いんです。
特に、外国人向けのホテルが多いエリアに滞在すると、周囲はおしゃれな喫茶店ばかりで、なかなか地元屋台を目にする機会もありません。
そこで今回は、ラオスの地元の人達が飲んでいる、屋台のラオスコーヒーについて、ご紹介していきます。
ラオスの屋台のホットコーヒー
2017年現在、首都ビエンチャンの喫茶店でホットコーヒーを飲むと、大体1万から2万キープほどかかります。
「キープ」というのは、ラオスの通貨単位です。
「キープ」については、こちらの記事でも紹介していますが、円換算の目安としては、おおむね、キープの金額からゼロを2つ取って、1.2倍すると、円になります。
そのため、1万キープというと、大体120円ぐらいです。
「お店のホットコーヒーが120円」と聞くと、安いように感じるかもしれませんが、ラオスではかなり高級な値段設定です。
屋台のホットコーヒーは1杯60円
屋台でホットコーヒーを飲むと、一律5,000キープ、
日本円で60円ほどです。
この60円のコーヒーは、少し苦味の強いラオスコーヒー。
お隣のタイよりも、味にパンチが効いていて、飲み応えがあります。
また、ラオスのコーヒー屋台では、ろ過する時の設備も目が細かくないので、
コーヒー豆がコップの底にちらほら沈んでいますが、この雑さがまたいいんです。
ラオスでは、このコーヒーにコンデンスミルクを入れて飲みます。
ラオスはアイスコーヒーが高い
ホットコーヒー60円、と聞くと、
「だったらアイスコーヒーは70円ぐらいだろう」
と考えるかもしれませんが、アイスコーヒーはなんと120円、ラオスの通貨で言うと、1万キープです。
アイスコーヒーの値段は、ホットコーヒーの1.5倍~2倍なんです。
●ホットコーヒー5,000キープの店なら、アイスコーヒーは1万キープ。
●ホットコーヒーが16,000キープの店なら、アイスコーヒーは24,000キープ。
ラオスで飲むならアイスコーヒーよりもホットコーヒー
でも、だったら、ホットコーヒーを2杯飲みたいと思わないですか?
どういうわけか、ラオスでは、コーヒーをアイスにすると、値段が異常に跳ね上がります。
そういう事情で、私はラオスで、アイスコーヒーというものをあまり飲んだことがありません。
ローカルのホットコーヒーはどこで飲めるの?
外国人用のホテルが多く集まったホテルなどでは、やはりおしゃれな喫茶店ばかりで、
地元のコーヒー屋台はほとんどありません。
コーヒー屋台が集まっているのは、やはり市場周辺です。
地元コーヒーを飲むなら、タラート・サオ
ビエンチャンの中心地、タラートサオのバスターミナルがあるエリアは、
バスターミナルを背にして正面、南側の道路に、地元向けの屋台が林立しています。
その中に、地元のホットコーヒー屋台が数軒あります。
比較的注文しやすい店は、フランスパンなどが並んでいるブロックの一番東の店です。
ここは、ラオス料理の一品おかず屋台ですが、コーヒー屋台も併設されているので、座って注文がしやすいです。
この店では、ホットコーヒーが5,000キープ(約60円)です。
まとめ
●ローカルの市場エリアへ行くと、コーヒー屋台が必ずある
●地元のコーヒー屋台では、5,000キープ(約60円)でホットコーヒーが飲める
●ビエンチャンのコーヒー屋台のオススメは、町一番の繁華街の、タラート・サオ周辺
●ラオスはなぜかアイスコーヒーが高い
ビエンチャンの夏は、酷暑です。
でも、そんな暑い中で、あえて汗を流しながら飲むホットコーヒーが、また格別なんです。
ビエンチャンの地元屋台コーヒー。
ラオス旅行の記念に、ぜひ、いちど試してみてはいかがでしょうか。