バンコクはエアコン効き過ぎ?真夏のタイ旅行で風邪や病気にならないための3つのポイント

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真夏のタイを旅行する際、最も気を付けなければならないのは、夏風邪などの体調不良です。

タイでは、4月に「水掛祭り」というものがあるため、一般に、「4月が一番暑い」と思われがちですが、

でも、実を言うと、4月の暑さはまだ序の口で、
タイが本格的に暑くなり始めるのは、5月からです。

そのため、5月~6月の時期にタイ、特にバンコクに滞在する場合は、

この「強烈な暑さ」と、それに伴う体調不良を、警戒しておく必要があります。

そこで今回は、バンコクの「夏の暑さ対策」および「夏風邪対策」について、ご紹介していきます。

暑さ対策の3つのポイント

タイでの暑さ対策に関して、重要なポイントは、3つあります。

* 常温の水を飲む
* 汗を拭く
* エアコンとの気温差に気をつける

この3点です。

では、1つずつ見ていきましょう。

1.水は常温が良い

暑さに耐えるための、最もシンプルで、確実な方法は…

「常温の水を飲み続けること」

です。

「常温」というのがポイントです。

冷水よりも常温水

「暑さ対策に水分補給」というのは、誰もが口にすることで、いわば常識なんですが、

この時、補給するのは、冷水よりも、常温の水の方が、体調管理には適しています。

タイ人は、キンキンに冷えた水を好む傾向にあり、

どこへ行っても、氷入りの、冷えた飲み物を出されます。

でも、実はこれが、「体調管理」という側面から見ると、最も曲者なんです。

理由は、冷水を飲むと、内臓が冷やされてしまうからです。

内臓を冷やさない

私たちの内臓には、何万という「酵素」が住んでいて、

酵素は、体内における消化や排せつ、代謝、殺菌などの重要な役割を担っています。

そして、酵素が最も活性化するためには、

「常温」という条件が必要なんです。

しかし、冷水を飲んでいると、内臓が冷やされて、酵素が十分な活動ができなくなります。

冷たいものを食べた時に、消化不良を起こすのは、このためです。

ホメオスタシス

また、私たちの体は、「常に体内の状態を一定に保とうとする」という働きがあり、これを

「ホメオスタシス」

と言います。

「ホメオスタシス」とは、平たく言えば…

多少気温が暑かろうが、暑さを調節するための働きが、体内では自動的に行なわれている

ということです。

なので、わざわざ冷水なんて飲んで、無理に体温を下げようとしなくてもいいんです。

体内の「ホメオスタシス」に任せておけば、体は勝手に、環境に対応してくれます。

あの「しみけん」さんも…

日本を代表する男優の1人である「しみけん」さんは、

「体温よりも低い温度の水は飲まない」

と、決めているそうです。

「しみけん」さんと言えば、健康な肉体美で有名な男優ですから、その彼が冷水を禁じている、ということは、

やはり、冷たい水というものは、本来、体に良いものではない

…ってことなんですね。

私たちは、彼ほどのストイックさを徹底する必要はありませんが、

冷たい水を飲む回数を減らすだけでも、健康維持にはかなり効果的です。

2.汗を拭く

また、炎天下で汗をかいた時は、頻繁に汗を拭くようにしましょう。

理由は、汗が蒸発する際に、体表の熱を奪っていくからです。

これを、「気化熱」と言います。

つまり、汗びっしょりの状態で、エアコンの効いた室内に入ってしまうと…

汗が蒸発して一気に体が冷やされ、より風邪をひきやすくなる、とうわけです。

ですので、タイの街歩きの際は、

汗拭き用のハンドタオルを携帯して、こまめに汗を拭くようにしたいものです。

タイ人は汗をかかない?

これまたタイ人は、日本人よりも汗をかきません。

これはつまり、前項でお話しした、ホメオスタシス(恒常性)の仕組みが、日本人とタイ人とで違うからです。

特に日本人は、暑いと汗をかく人が多いですから、

周囲のタイ人が汗をかかなくても、気にせず、積極的に汗を拭くようにしましょう。

3.エアコンとの温度差

そして、最も警戒したいのは、「エアコンとの温度差」です。

一般に、

気温と室温の差は8度まで

と、言われています。

温度差は8度まで

例えば、部屋の外の気温が、「32度」の場合は…

「32-8=24」で、エアコンは24度以上に設定しておくのがよい、ということです。

ですので、気温差が10度を超えると、完全に危険信号です。

しかし、タイ人は、

「エアコンの温度は低ければ低いほど良い」

という、極めて短絡的な発想をしますから、

設定温度が18度、17度なんていうのはザラです。

もしも、猛暑で、外気温が37度になった場合、エアコンを17度まで下げられてしまうと…

31-17で、室温と気温の差は、「20℃」にもなってしまいます。

こんなに気温差があれば、
馬鹿でも風邪をひきます。

しかも冷水!

こんなにも部屋を冷やして、そのうえ、さらにタイ人は、キンキンに冷えた冷水を飲もうとします。

こうなると、内臓も皮膚も、エアコンと冷水で、完全に冷えきってしまいます。

何より問題なのは…

体温が下がることで、「免疫力」が、
ガクンと低下してしまうことです。

こうして、日本人は、真夏のバンコクで風邪をひいたり、体調を崩したりしてしまう…

というわけです。

なぜタイ人は風邪をひかないのか

でも、だったらなぜ、タイ人は、この環境で、風邪をひかないのでしょうか??

エアコンが効きまくったレストランで、タイ人の従業員は、Tシャツ短パンで長時間仕事をしていても、あんまり風邪をひきません。

おそらく、タイ人は、千年以上にわたる南国暮らしの中で…

体が冷えすぎることを、「快適だ」と感じるよう、遺伝子に組み込まれているのでしょう。

「寒さや雪を、ことのほか喜ぶ」

という彼らの生態を見ていても、それは明らかです。

しかしこれは、タイ人だから可能な生態であって…

日本人が、タイ人と同じように「エアコンの効きすぎた環境」に居続けてしまうと、確実に、体調を崩します。

そのため、

・室内に長くいるときは、上着を常備する

・重ね着ができる服装にしておく

・冷えた水を買わず、常温を飲むようにする

・飲食店では、ホットドリンク、または氷なしを注文する

・長ズボンと靴下を履く

・エアコンの効き過ぎた店内に長居しない

・寝る前は寝室のエアコンを切る

などの対策が、効果的です。

まとめ

以上をまとめると、タイの夏の最大の問題は…

「暑さそのもの」よりも、暑さから逃れようとする、エアコンや冷水の方が、よっぽど要注意である

と言えます。

バンコクの夏が、いくら暑いとはいえ…

BTSや地下鉄で移動し、
ショッピングモールを歩いて、
レストランで食事をするだけなら、

「暑いっ」と感じる機会は、実はそんなにありません。

暑いのはせいぜい、駅の構内の移動と、駅とホテルの間の移動、屋外のレストランぐらいです。

それ以外の時間は、屋内でエアコンが効き過ぎて、

むしろ寒いぐらいです。

私たちの体内には、「ホメオスタシス」という働きがありますから、

多少の暑さには、ちゃんと体が対応してくれます。

ですので、バンコク生活では、

・冷水の飲みすぎ
・汗の気化熱
・エアコンの効き過ぎ

この3つに、くれぐれも、気をつけるようにしましょう!


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