タイ語で「もったいない/ぜいたくだ」は何と言う?重要表現3つ

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「もったいない」をタイ語辞書で調べると、「เสียดายスィアダーイ」という言葉が出てきます。

と、このように聞くと、

日本人独特の概念だと言われている「もったいない」という言葉が、まるでタイ語にも同じようにあるかのように、感じてしまうのですが、

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「もったいない」と「เสียดายスィアダーイ」とは、似て非なるものです。

そこで今回は、「もったいない」とタイ語で言いたいときに、どのような言い回しがあるのか、ということについてお話ししていきたいと思います。

「もったいない」に当てはまるタイ語は3つある

まず、覚えておかないといけないのは、「もったいない」という概念は、あくまでも日本独特のものだということです。

ですので、100パーセント意味が一致するタイ語というのはありません。

そこで、「意味が近い」と思われるタイ語を、場面ごとに使い分ける必要があります。

日本語の「もったいない」と意味が近いタイ語は、3つあります。

1、เสียดายスィアダーイ
2、เปลืองプアン
3、ฟุ่มเฟือยフゥムフアイ

の3つです。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

単語1、เสียดายスィアダーイ

タイ語のเสียดายスィアダーイの意味は、「惜しい」というニュアンスです。

เสียดายスィアダーイの使い方としては、

●ガソリンが給油口からはみ出して地面にこぼれてしまい、もったいない(=惜しい)

●せっかくの大企業からの誘いを断るなんて、もったいない(=惜しい)。

のように使います。

つまり、「本来の価値が発揮されなくて、もったいない」ということです。

このようなときには、เสียดายスィアダーイを使うようにしましょう。

単語2、เปลืองプアン

เปลืองプアンは、「浪費である、空費である」というようなニュアンスです。

●行くアテもないのにガソリンを撒き散らして走り回って、ガソリンがもったいない(=浪費である)

●スカートはもう10着以上持っているのに、またスカートを買うなんて、もったいない(=浪費である)

のように使います。

つまり、「消費しなくてもよいものを無駄に消費して、もったいない」ということです。

このようなときには、「เปลืองプアン」を使うようにしましょう。

単語3、ฟุ่มเฟือยフゥムフアイ

ฟุ่มเฟือยフゥムフアイは「贅沢だ、身分不相応だ」というニュアンスです。

●5千バーツ(約1万5千円)もする化粧品を買うなんて、もったいない(=贅沢だ)
●普段、車なんてほとんど使わないのに、ローンを組んで新車を買うなんて、もったいない(=身分不相応だ)

のように使います。

つまり、「今の自分の経済状況にふさわしくないほどの高額な出費をして、もったいない」ということです。

このようなときは、「ฟุ่มเฟือยフゥムフアイ」を使うようにしましょう。

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タイ語に訳せない「もったいない」もある

タイ語で「もったいない」に相当する単語は、

1、เสียดายスィアダーイ
2、เปลืองプアン
3、ฟุ่มเฟือยフゥムフアイ

以上の3つです。

でも、これだと、ちょっと物足りない気がしませんか?

日本語の「もったいない」は、もっと意味が広いのに、タイ語には、「惜しい、浪費である、身分不相応である」の3つしかないんです。

そうなると当然、「<もったいない>をタイ語で言いたいけれど、タイ語では訳しきれない」というような場面が、出てきます。

例えば、次のような場面です。

日本人は、相手からかかってきた電話であっても、「電話代がもったいない」と感じますよね。

また、公共の施設などで、電気や水道が出しっぱなしになっていたら、やはり「もったいない」と感じます。

つまり、「自分のものではないけれど、もったいないものはもったいない」という感覚です。

しかし、タイ人にはこの感覚はありません。

タイ語の「もったいない」はあくまでも、自分(または聞き手)の損得が基準になっています。

「自分達に全く関係のない他人の物だけど、もったいない」という感覚は、タイ語では表現しきれないんです。

ただし、タイ人の名誉のために言っておくと、タイ人だけが特別損得に敏感なのではありません。

タイ以外のほかの外国でも、「もったいない」という概念は、おおむね「自分の損得」が基準です。

他人のものなのに「もったいない」と感じるのは、日本人独特の感情なんです。

まとめ

では、今回の3つの表現を、もう一度おさらいしておきましょう。

1、เสียดายスィアダーイ
2、เปลืองプアン
3、ฟุ่มเฟือยフゥムフアイ

ここまで読んでいただいて、「なぜ、<もったいない>を意味するタイ語が3つもあるのか」ということが、お分かりいただけたかと思います。

日本語の「もったいない」の意味が、あまりにも広すぎるんです。

日本人は、「もったいない」という言葉を、あらゆる場面で使用します。

しかし、タイ語にはここまで汎用性の高い単語がないため、今回ご紹介した3つの単語を使いながら、場面ごとにカバーしているわけです。

1、เสียดายスィアダーイ
2、เปลืองプアン
3、ฟุ่มเฟือยフゥムフアイ
今回の3つの表現をしっかり練習して、「もったいない」という気持ちを、タイ語で伝えていくようにしてくださいね!

●日本語の「もったいない」は意味が広すぎるため、外国語の単語ではカバーしきれない。
●他人のものであっても「もったいない」と感じるのは、日本人独特の感情。

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