【タイのスイーツ】セブンイレブンでチーズケーキが100円で食べれるって本当?買ってみた結果…

チーズケーキセット、55B!

タイ滞在中に、ふと「チーズケーキを食べたいなぁ…」って感じたこと、ありませんか?

昔は、タイでチーズケーキを探すのは一苦労だったのですが、現在はなんと、セブンイレブンで、チーズケーキが販売されています。

そこで今回は、タイのスイーツに関する基礎知識と、セブンイレブンの『チーズケーキ』を3倍楽しむ方法について、ご紹介していきます!

3ランクあるタイのスイーツ

今回のテーマで、ぜひとも始めに押さえておかなければならない、「タイのスイーツ」における『鉄則』があります。
それは…

タイには大きく分けて、「3ランク」のスイーツがある、ということです。

そのため、タイでスイーツに出会ったときは…

「この3ランクのうち、どこに属するのか」ということを、しっかり認識しておかなければなりません。

どんなランクがあるの?

タイスイーツの3ランクとは、
上から順に…

・上級スイーツ
・中級スイーツ
・ローカルスイーツ

の3つです。

では、順に見ていきましょう。

1.上級スイーツ

「上級スイーツ」…これはもう、分かりますよね。

高級ホテルのケーキビュッフェや、本場ヨーロッパのケーキ屋さんなど、

1つ何百バーツもする、高価なスイーツを指します。

旅行中なら、たまに食べてみるのも良いのですが、長く滞在していると…

「こういう贅沢品にお金をかけるのも、いかがなものか…」

ってことになってきます。

やはり、一般のタイ在住者にとって、「上級スイーツ」は、若干、敷居が高い存在だと言えます。

2.中級スイーツ

最も幅が広く、また、最も「当たり外れ」があるのが、この「中級スイーツ」の層です。

これは、近年急速にタイで乱立している、いわゆる「おしゃカフェ」で出されるケーキ類や、

百貨店などで売られている中級ケーキ、

あるいは、「外国産っぽい」スイーツ全般を指します。

価格帯は、100バーツ前後、といったところです。

「外国産っぽいもの」は高い

さて、私は先ほど、「外国産っぽい」と書きましたが、この「ぽい」というところがミソです。

これはつまり…

「外国の商品のように見えれば、バッタモンでも、そこそこ値段を取れる」

という、タイの市場原理の『鉄則』に基づいています。

たとえば、100パーセントタイ資本のお菓子メーカーが、外国のお菓子を、「見よう見まね」で作ったものであっても…

パッケージに外国語を書いて、「外国風」にさえなっていれば、そこそこ売れる…ってことなんです。

その一例として、タイ最強の食品メーカーの1つである「オイシ」は、その最たるものです。

そもそも「オイシ」という言葉は、日本語的には誤りです。

でも、「日本っぽい」ということで、タイ社会で一躍認知され、今ではタイで知らぬ者のない、一大食品業者に登りつめています。

当たり外れがある

『オイシ』は大成功を収めましたが、一般に、こうした「外国っぽい」お菓子には当たり外れがあります。

「見よう見まねで作った割には、そこそこイケるやん」というものもあれば…

「完全にバッタモンやないかいっ!」

と、憤慨したくなるようなものまで、ピンキリです。

チーズケーキは、『当たり』

今回ご紹介している、「タイのセブンイレブンのチーズケーキ」は、この「中級スイーツ」のランクに属します。

こうした実情を踏まえた上で、「タイのセブンイレブンのチーズケーキ」を、改めて見直してみると…

価格は、わずか30バーツ(約90円)。

日本のヤマザ○パンや第一○ンと比べても、充分安いお値段です。

また、のちほど詳しくお話ししますが、味も充分、及第点です!

「タイでは、外国っぽいというだけで無駄に高い」

というスイーツが多い中で、そこそこちゃんとしたチーズケーキを、30バーツで食べることが出来る…

これって、かなり「貴重な存在」だと言えます。

3.ローカルスイーツ

3ランクの3つめは、「ローカルスイーツ」です。

これは、タイのローカル市場などで売られている、いわゆるタイの伝統のお菓子で、

1つ5~10バーツ。

高くても20~30バーツほどです。

これはこれで、掘り出し物も多く、タイ伝統の食文化を知る上では、かなり優秀な逸材なのですが、

今回のテーマではないので、割愛させていただきます。

実食タイム

では、前置きがかなり長くなってしまいましたが…

早速、タイのセブンイレブンで、「チーズケーキ」にトライしてみましょう!

冷蔵食材コーナーはこんな感じ

冷蔵食材コーナーはこんな感じ

チーズケーキは、冷蔵食品コーナーにあります。

ヨーグルトやゼリーなどが置いてあるエリアですね。

このエリアへ行くと、パッケージにしっかりと、「ジャパニーズ・チーズケーキ」と書かれた商品があります。

コーヒーもいっとく?

チーズケーキ単体で食べてもいいのですが、せっかくですから、タイのセブンイレブンを、さらに満喫するために…


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セブンイレブンのドリップコーヒーも、注文してみましょう。

おすすめは、カプチーノの『ホット』です。

アイスにすると、従業員が勝手に、大量の砂糖とコンデンスミルクを投入してしまうので、ここはあえて、ホットにしておきましょう。

【タイで「砂糖ミルクなし」のコーヒーを注文する方法】
↑こちらの記事も、参考になさってみてください。

また、ホットなら25バーツですから、これまた、お値打ち価格です。

コーヒー注文用のタイ語

セブンイレブンで、正しくコーヒーを注文するためのタイ語フレーズも、少し紹介しておきます。

ポイントは、タイ語で外来語を発音するときは、「語尾の音が落ちる」ということです。

そのため、「Cappuccino」は、

「カー・プゥチ・ノーゥ」

のように、ラストの「ノーゥ」にアクセントが置かれます。

なかなか可愛い、「タイイングリッシュ」ですよね。

【注文用タイ語フレーズ】

カプチーノ
⇒カー・プゥチ・ノーゥ

アメリカン
⇒アメー・リカ・ノーゥ

エスプレッソ
⇒エース・ペッ・ソーゥ

カップもわりとちゃんとしている

カップもわりとちゃんとしている

熱い
⇒ろォーン

冷たい
⇒イェン

では一度、音声を聞いて、練習してみましょう。

ホットのカプチーノ
⇒カー・プゥチ・ノーゥ・ろォーン

ホットのアメリカン
⇒アメー・リカ・ノーゥ・ろォーン

アイスのエスプレッソ
⇒エース・ペッ・ソーゥ・イェン

また、
【電子レンジはお会計の前に】
の記事でもお話ししたとおり、ホットコーヒーは、『お会計の前』に、店員に注文しておきましょう。

注文してから、ゆっくりレジに並んでおけば、コーヒーを淹れ終わったときに、ちょうどお会計を済ませることができますよ!

チーズケーキセットが170円

チーズケーキとホットカプチーノで、合わせて55バーツです。

日本円で、170円ほど。

タイのセブンイレブンの、ちょっとした「チーズケーキセット」の完成です。

公園のベンチなどに腰掛けて、ゆっくり召し上がりましょう。

お味のほうは…

味は、チーズケーキというよりは、

日本の『第一パン』の、「蒸しチーズケーキパン」

という感じです。

これが噂の「日本風」チーズケーキ

これが噂の「日本風」チーズケーキ

なので、「本物のチーズケーキ」を期待すると、若干期待はずれかもしれませんが…

「日本風の菓子パン」として食べれば、30バーツなら、充分過ぎるほどのクオリティーです!

まとめ

いかがでしたか。

今回は、タイのセブンイレブンのチーズケーキについて、ご紹介してきました。

ポイントは、こうしたスイーツは、タイでは「中級スイーツ」に属する…ということです。

100バーツ前後が相場となっている、タイの中級スイーツの世界で、

「日本風の蒸しチーズケーキっぽい菓子パン」

を、わずか30バーツで食べられる…と考えれば、存分に値打ちがあります。

また、ホットコーヒーをいっしょに頼んでも、わずか55バーツです。

チーズケーキセット、55B!

チーズケーキセット、55B!

常夏のタイの街角で、
チーズケーキを口にしながら、
ブリリアントな午後のスイーツを、
おトクに満喫してみませんか?


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