『汗臭いタイ人いない説』~タイ人はなぜ汗をかかないのか

AdinaVoicu / Pixabay

「タイはこんなにも暑いのに、なぜタイ人は、汗をかかないのだろうか??」

と、不思議に思ったことはないでしょうか。

「汗臭いタイ人にめったに出会わない」
……これは、在タイ日本人の多くが一様に感じている『タイあるある』の1つです。

今回は、この『汗臭いタイ人いない説』について、考察していきたいと思います。

人はなぜ汗をかくのか

まず、「汗」というものについて、一度おさらいしておきましょう。

汗の最大の役割の1つは、
「体温調節」です。

「体温が上がりすぎるのを防ぐために、汗をかいて体表を濡らし、
 
 汗が蒸発する際に体の熱を奪うことによって、体温を下げる」

これを「気化熱」といい、
汗の基本的な役割です。

原因は体温?

これはつまり、

●体温が上がりやすい人ほど、よく汗をかき、

●体温が上がりにくい人ほど、汗をかかない

ということを意味しています。

つまりタイ人は、

体温の上がり下がりが少ない

汗をかいて体温を下げる必要がない

汗をかかないし、
汗臭くならない

……ということではないか?
と、思うわけです。



なので、タイ人が汗をかかない原因の1つは、

「タイ人は、体温が変化しにくい人が多いから」

と、言えそうです。

もう1つの『タイあるある』

このテーマに関し、もう1つ、重要な『タイあるある』があります。

それは、
「タイ人は肌が冷たい」というもの。

タイ人は、全般的にスキンシップを好みますが、

私たち日本人が、タイ人の二の腕に触れた瞬間、

「あっ、冷たい!」
と、感じることがあります。

これは、とりもなおさず、

「タイ人は、周囲の気温が多少高くなっても、体温を冷たいまま維持できる」

ということを表しています。

本当の原因は…?

まあでも、これは、ニワトリが先か卵が先か、の議論とも似ていますよね。

タイ人は、

「体温変化が少ない体質だから、
 汗をかかないのか」

それとも、

「汗をかかない体質だから、
 体温変化も少ないのか」

どちらが先かは分かりませんが、
いずれにせよ、

タイ人は先天的に、体温が変わりにくく、

汗で体温調節をする必要がない人が多いので、

汗もかかず、汗臭くもならない、

ということなのではないか……

と、言えそうです。

タイ人は水を飲まない?

また、これを裏付ける状況証拠が、もう1つあります。

それは、
「タイ人はあまり水を飲まない説」。

日本人がタイ人と一緒に行動すると、

「日本人がコップ3杯の水を飲む間に、タイ人は1杯しか飲まない」


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と、言われています。

つまり、

日本人とタイ人とで、「水を飲みたい」と感じる量が2倍~3倍ぐらい違う、ということです。
(もちろん、個人差はあります)

これも、知られざる『タイあるある』の1つです。

レストランのコップの水を飲む?飲まない?

たとえば、

タイ人と食事に行って、コップに水を注ぐとします。

このとき、

日本人は、コップの水をきちんと飲み干そうとするのに対し、

タイ人は、たったこれだけの量の水を、飲み干さずに残したりします。

まあ、これは、「コップの水を勿体ないと感じるかどうか」という心理にも関わりますから、一概には言えませんが、

1つ言えることは、

「タイ人は真夏でも、コップ1杯の水で長時間生きられる」ということです。

脱水症状がない国

少なくとも、日本人なら脱水症状を起こすような状況でも、タイ人は水なしでOKだったりします。

その証拠に、タイはこれだけ暑いにも関わらず、「脱水症状」を意味するタイ語がありません。

あったとしても、「脱水症状」という英語をタイ語に直訳したような、医学用語的な言葉だけです。

つまり、伝統的なタイ人の生活においては、

「脱水症状」という単語を言う必要がなかったのだろうと思います。

要は、それほどタイ人は、「汗をかかない」ということです。

汗をかかなくなった理由は…

最後に、タイ人が汗をかかなくなった理由を、考えてみましょう。

これはおそらく、

タイ人が何百年にも渡って、暑さの厳しい南国で培ってきた「環境適応」のための体質ではないか、と思います。

つまり、

猛暑の中でも、汗をかき過ぎて脱水症状を起こさないよう、「体内に水分を貯める能力(保水性)」が発達した

……と、このように考えると、タイ人が汗をかかないのも、合点がいきますよね。

また、

タイでは肌がみずみずしい人が多いのも、この「保水性」が理由なのかもしれません。

まとめ

さて、今回は、

『汗臭いタイ人ほとんどいない説』
を検証してみました。

● タイ人は体温の上がり下がりが少ない

● 汗をかいて体温を下げる必要がない

● 汗をかかないし、汗臭くならない

● 体内に水分を貯めておくことができる

● 猛暑の中でも暮らせるように体質が適応している

……などなど、以上が主な理由として挙げられます。

もちろん、私は専門家ではありませんし、「汗臭さ」には個人差がありますから、一概には言えません。

しかし、少なくとも、

「夏の日本人の汗臭さ」に比べると、タイははるかに「マシ」だと思います。



「真夏でも、汗もかかないし、汗臭くならない」

というタイ人の体質は、なんとも、うらやましい限りですよね。


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