海外で日本料理店へ行くと、
「これ、マヨネーズ付けたらおいしいのになぁ…」
って感じること、よくありますよね。
今回は、「調味料くださいっ!」と言いたいときの、厳選タイ語フレーズを、ご紹介していきます!
日本人のマヨラーとしては…
日本では、どんな料理にもとりあえずマヨネーズを付けようとするタイプの人がいて、
「マヨラー」と呼ばれます。
何を隠そう、私もその一人です。(笑)
マヨラーはマヨネーズを求める
マヨラーは、料理を食べる際、「とりあえずマヨネーズ…」と考えます。
しかし、タイの日本食屋では、マヨネーズがテーブルに常駐していることは、めったにありません。
また、基本的にタイ人は、「マヨネーズ」という物をまだよく知りませんから、
「日本人にはマヨラーの人もいる」なんてことを、考えもしません。
要は、タイでは、料理にマヨネーズが付いていないことのほうが多い…ってことなんです。
そのため、「マヨネーズが欲しい」と思った時は、ハッキリと、その旨をタイ語で伝えなければいけません。
例えば、日本人マヨラーが、タイの日本食屋で、『鶏唐揚げ定食』を注文する場合…
唐揚げに「マヨネーズを付けたいっ」って思いますよね。
こんな時は、遠慮せず、「マヨネーズください!」と、店員さんにタイ語で言ってみましょう。
「○○ください」
「○○ください」と言いたい時の最もシンプルなタイ語の文型は…
●ขอ…หน่อย
コォー○○ノォーイ
です。
「ขอコォー」の声調は5声で、低く尻上がりに発音します。
「ขอコォー」は、語呂合わせで「請う」と覚えておきましょう。
マヨネーズは、タイ語風の発音になって、「マァ・ヨゥ・ネーッス」と言います。
●「コォー・マァヨゥネーッス・ノォーイ」
(マヨネーズをください)
と言えば、店員さんは、ちゃんとあなたにマヨネーズを持ってきてくれます。
頻出の重要フレーズ
今回ご紹介するタイ語フレーズは、
「コォー・マァヨゥネーッス・ノォーイ」の1文だけです。
そんなに、難しくないですよね。
ただ、後述しますが、このフレーズは、マヨネーズ以外にも応用でき、使用頻度は意外と高いですので…
完璧に、発音できるに越したことはありません。
では、1語ずつ、順に音声を聞きながら、練習してみましょう。
↓音声はこちらから
(ください)
●マァ・ヨゥ・ネーッス
(マヨネーズ)
●コォー・マァヨゥネーッス
(マヨネーズをください)
●コォー・マァヨゥネーッス・ノォーイ
(マヨネーズをもらえませんか?[丁寧])
少量で十分?
ただし、このように言うと、タイ人の店員さんは…
小皿に、「山盛りのマヨネーズ」を入れて持ってくることが、よくあります。
これは、「食品はとにかく必要以上にあげる」という…
タイ人の「ホスピタリティー(おもてなし)」によるものだと思います。
でも、マヨネーズなんて、普通、そんなにたくさん使わないですよね。
唐揚げ定食なら、4ピースの唐揚げにつける分だけあれば、もう十分です。
無駄なロスを防ぐ
「こんなに要らないよ!」という事態を防ぐためには、
●นิดหน่อยニッノォーイ(ちょっと)
と言って、少量で十分であることを強調するか、あるいは
●アオマー・ペン・コワッ(瓶でもってきて)
と言って、マヨネーズをボトルで持ってきてもらい、ボトルから必要な分だけを使用して返せば…
無駄なロスを、防ぐことができます。
ですので、もしもあなたが、タイの日本食屋で、毎度毎度、小皿のマヨネーズを残して、
「ちょっとでいいのに、こんなに持ってくるなんて、もったいないなぁ…」
と、感じたら、
(ちょっとでいいよ)
●アオマー・ペン・コワッ
(ボトルでもってきて)
と、タイ語で言ってみるようにしましょう。
その他の調味料
では、その他、日本食屋で使えそうな調味料名のタイ語を、ご紹介しておきます。
●とんかつソース⇒ソーッス・トンカッス
●醤油⇒スィイウ・カーオ、または「ショーユ」
●お酢⇒ナムソム・サイシュー
●ごま油⇒ナムマン・ンガー
●こしょう⇒ピック・タイ
●塩⇒グア
まず、上記の語群から、あなたが好きな調味料を選びます。
そして、今回ご紹介した、
ขอ…หน่อย
コォー○○ノォーイ
の、「○○」の部分に挿入します。
たとえば、「ケチャップください」なら…
コォー・ソーッス・マクア・テーッ・ノォーイ
と、なります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、
「マヨネーズください」
「ケチャップください」
などのタイ語フレーズを、ご紹介してきました。
最後に、例文をもう一度、練習しておきましょう。
一般のタイ人は、「新しい調味料にトライする」ということを、あまりしません。
ガパオライスなら、ひたすら同じガパオライスを食べ続ける…というようなところがあります。
でも…
「ガパオライスに、ちょっとマヨネーズを付けてみたら、意外と美味しかった」
なんてことはよくあります。
タイの飲食店では、遠慮せずに、どんどん調味料をもらって、ぜひ、新しい味覚を開拓してみましょう!