どうもこんにちは、でんいちです。
ペンはタイ語で、「パーッカー」と言います。
今回は、「ペン」について、お話をしていきます。
動画はこちら
↓
pàak-kaa
パーッカー
有気音と無気音
「パーッカー」の頭の子音は、息を出さないpの音です。
タイ語には、息を出す音、息を出さない音、という区別があり、
それぞれ、気のある音と書いて「有気音」、気のない音、と書いて無気音、と言います。
「有気音と無気音」というのは、
タイ語の学習において、最も重要なキーワードの1つなので、覚えておきましょう。
今回の「パーッカー」のpは、息を出さない音、無気音のpです。
発音の際は、息がもれないようにして、「パーッカー」と発音します。
無気音のpを発音するコツ
無気音のpを発音するコツは、頭に小さい「っ」を置いて、「っぱ」と言うと、
タイ語の無気音のpの音にかなり近くなります。
ペンは、生活で最もよく使うものの1つなので、
「パーッカー」と何度も発音練習をして、サッと言えるようにしておきましょう。
「貸してください」タイ語で言うと?
また、タイ語で「貸してください」という時は、
と、言います。
後ろにノォーイと置くと、
語調が柔らかくなります。
という文型で覚えておきましょう。
で、「ペンを貸してください」という意味になります。
ペンは意外とよく使う
飛行機に乗って、あるいは隣国から国境を越えて
タイに入国する際、「入国カード」というものを必ず書かないといけませんが
入国のとき、たまたま手元にペンがない、というのは海外旅行あるあるの1つです。
ペンをうっかり忘れてしまった時は、周囲のタイ人に、
「ちょっとペンを貸してくれませんか?」
と、言ってみましょう。
逆に言うと、、
タイに限らず、外国へ旅行に行く際は、入国カードを書くことを想定して、
胸ポケットやパスポートケースなど、
ペンをすぐに出せるように携帯しておくことをお勧めします。
パーッカーの由来は?
ちなみに、パーッカーというのは、海外の筆記用具のメーカーである、
パーカーという会社の会社名から来ています。
これは僕の予想ですが、おそらく、タイにまだペンというものがなかったころに、
パーカー社のペンが入ってきて、
パーカーという会社名が、そのままペンを指す言葉になったのだろうと思います。
東南アジアでは、こういう風に、
「メーカーの名前がそのまま物の名前になる」
というケースはよくあります。
ラオスでも、、
たとえば、タイのお隣のラオスでも、ペンのことを「ビック」と呼ぶのですが、
これもつまり、海外のビックという名前のペンのメーカーに由来します。
以上のような事情から、
「ビック」と呼び、
タイ人は、ペンのことを
「パーッカー」と呼んでいる
というわけです。
ふりかえり
では最後に、
今回学習した単語とフレーズのタイ語音声を聞いてみましょう。
ปากกา pàak-kaa
パーッカー
(ペン)
ขอ ยืม khɔ̌ɔ yɯɯm
コォー・ユーム
(貸してください)
ขอ ยืม ปากกา หน่อย
khɔ̌ɔ yɯɯm pàak-kaa nɔ̀ɔi
コォー・ユーム・パーッカー・ノォーイ
(ペンを貸してください)
はい、タイの生活で、パーッカー(ペン)を使う場面としては、
勉強や仕事、あるいは、空港での入国審査などがあり、使用頻度はかなり高いので、
「パーッカー」という単語を正しく発音できるようにしておきましょう。
また、頭の子音はpの無気音なので、
息が漏れないように注意して、「パーッカー」と発音するようにしましょう。
では、本日の動画は以上になります。
どうも、ご視聴ありがとうございました!