タイ語Q&A:タイ語の「ちょっと」~ニッノイとニッディアオ、違いは?

質問01

タイ語には、どういうわけか、

「ちょっと」
「ちょっとだけ」
「ほんのちょっと」

などなど、量の少なさを表す語がたくさんあります。

そして、それらは、意味が全く同じものもあれば、ニュアンスが微妙に違うものもあり、

時に外国人を悩ませます。

ニッノイとニッディアオ

今回ご紹介する、ニッノイとニッディアオも、その1つです。

質問:
タイ語で「ちょっと」を意味するニッノイとニッディアオはどう違うのか

↓↓Q&A動画はこちら↓↓

ニュアンスの違いは?

ニュアンスは、人や場面によっても違いますから、一概には言えませんが、

ざっくり言うと、

ニッノイとニッディアオには、次のようなニュアンスの違いがあります。

นิดหน่อย
ニッ・ノォーィ
⇒客観的でポジティブな「ちょっと」

นิดเดียว
ニッ・ディァオ
⇒主観的でネガティブな「ちょっと」

という感じです。

客観と主観、
ポジティブとネガティブ、

これらの具体的な意味については、動画を参照してみてください。

まとめ

今回の内容をまとめると…

「ニッノイ」のほうは客観なので、

誰が見ても、「ちょっと」だと分かる量を指します。

客観ということは、「特に言外の意味はない」ということです。



これに対し、

「ニッディァオ」のほうは主観ですから、

「言外の意味」
「行間の意味」

があります。

なので、タイ人から「ニッディァオ」と言われた時には、そういう「何かしらの別の意味」を考えると良いでしょう。



また、慣れないうちは、うかつに「ニッディァオ」を使ってしまうと、

無駄な誤解を生む恐れがあります。

なので、普段使いは「ニッノイ」にしておいたほうが、無難だと言えます

ネガティブ×ネガティブ=ポジティブ

ただし、今回のテーマで、
1つだけ注意点があります。

それは、

ネガティブ×ネガティブ=ポジティブ

ということです。

単語によっては、元からネガティブな意味を持っている言葉もあります。

たとえば、

ヂェップ(痛い)

などです。

この場合、

ヂェップ・ニッノイ
ちょっと痛む
=痛みはある

ヂェップ・ニッディァオ
ちょっとしか痛くない
=へっちゃらだ

というニュアンスになります。

これはちょうど、

数学で、マイナスにマイナスを掛けたら、プラスになる、というやつです。

ただし、このケースは、そんなにたくさん用例はありませんから、

出会った時に、その都度覚えていけば良いと思います。

フレーズ集

では、動画内でご紹介した例文を、こちらにも載せておきます。

いずれも、タイ人との会話でよく使うフレーズですので、

タイ語音声を何度か聞き流して、発音練習をしておきましょう。

「キン(食べる)」

キン・ニッノイ ちょっと食べた

キン・ニッディァオ ちょっとしか食べていない

タンマイ・キン・ニッディァオ 
どうしてちょっとしか食べないの?

「ルア(残る・余る)」

ルア・ニッノイ ちょっと残っている

ルア・ニッディァオ ちょっとしか残っていない

タンマイ・ルア・ニッディァオ
どうしてちょっとしか残ってないの?

「タムダイ(できた)」

タムダイ・ニッノイ ちょっとできた

タムダイ・ニッディァオ ちょっとしかできなかった

タンマイ・タムダイ・ニッディァオ 
どうしてちょっとしかできてないの?

では、今回もご視聴ありがとうございました!



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