単語や文法も必要ない?タイ語会話を習得する上で最も重要な要素は何か

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タイ語会話で一番大切なことって、何だと思いますか?

語彙?
会話力?
文法?

…それぞれ、タイ語のスキルには、違いありません。

では、こうした知識を完璧に身に付ければ、即、タイ語で会話ができるのかというと、

これまた、クエスチョンマークです。

そこで今回は、タイ語の会話で最も必要なこと、というテーマで、お話をしていきたいと思います。

タイ語会話では何が一番重要?

タイ語や外国語を話すスキル、というものを、突き詰めて考えていくと、結局のところ、一番重要なのは、

優しさとか、他者を思いやる心とか、

そういうところではないかな、と、最近思うようになりました。

相手と心が通い合っているかどうか

たとえば、「この商品を、〇〇へ運んで下さい」という文章を、タイ語で言うとします。

この場合、タイ語で「依頼」を言うときの文型は何か、とか、その商品の名前を覚えるとか、

そういう「知識」を習得することが、いわゆる「語学の勉強」です。

でも、

「この荷物を3階の私の部屋まで運んでください」

という例文を、最も深いところまで考えていくと…

文法よりも、単語よりも、最も重要なことは、

相手のタイ人がそれを聞いて、「運んであげたい」と思えるかどうか、

ということではないかと思うのです。

要は、相手と心が通い合っているかどうか。

逆に言えば、

もしも話し手の日本人と、聞き手のタイ人との間で、心が通い合っているなら…

タイ人は、その荷物を、自ら「運んであげたい」と考えてくれます。

そして、実際に運んでくれたら、

にっこり笑って「ありがとう」と言えば、それで済みます。

こうなれば、特にタイ語なんて話さなくたって、十分、未来の目的は達成できるわけです。

心が通い合わない言葉は、伝わらない

でも、反対に、もしもタイ語が完璧にペラペラな日本人がいたとして…

その日本人が、「タイ人から嫌われるタイプ」の性格だったら、いくら完璧なタイ語で依頼をしたところで、

それを聞いたタイ人は、

「誰が、お前なんかのために、やってあげるもんか」

と、考えます。

たとえタイ人に運んでもらえても、荷物を粗雑に扱われたり、悪い態度をされたり、など…

こうなると、その性格の悪い日本人は、語学の知識が「全く活かせていない」ってことになります。

上記の「ものを運ぶ」という例で言えば、たとえカタコトであっても、

「重くないですか」
「運べますか」
「大丈夫ですか」

というような、相手を思いやる発言ができることの方が、よっぽど重要なんです。

タイ語が話せなくても…

例えば、

私の知っている、ある日本人の社長さんは、タイで会社を経営していますが、タイ語が全くできません。

そのため、タイ人の従業員とあまり細かい話ができないのですが、

それにもかかわらず、従業員たちから、絶大な信頼を得ています。

タイで十分仕事ができる

彼は、従業員との信頼関係を、完璧に構築しているため、特にあれこれと話す必要がなく、

どうしても伝えたいことがあるときにだけ、専門の通訳者を呼ぶ、というようなスタンスです。

でも、これでも全然問題なく、仕事が回っているんですよね。

反対に、タイ語はペラペラなんだけれども、タイ人との関係があまり良くない、という人もいます。

こうなると、相手と心が通じ合っていないわけですから、

その人のタイ語は、相手の心の深いところにまでは、伝わりません。

タイ語は人間関係重視?

以上を、一言でまとめると…

「語学には、人格が必要」

ってことになります。

特にタイ語のように、相手との人間関係が重視される国では、なおさらです。

英語の場合は、世界のあらゆるところで、あらゆる人と使う可能性がありますから、

知識重視で勉強を続けていって、全く問題ないと思います。

でも、タイ語は、世界中で、タイ人にしか通用しません。

こうなると、

「タイ人との人間関係を、きちんと構築できるか否か」

というスキルの方が、タイ語の語学的な知識そのものよりも、

実は、よっぽど重要なのではないか…と、考えている、今日この頃です。

割合は「9:1」?

私の感覚では、「タイ人との人間関係」と「タイ語の語学力」の重要度の比率は、

9:1ぐらいです。

つまり、極端な話…

タイ人に対して、完璧なタイ語を話したところで、もしも人間関係が構築されていなかったら、伝えたいことの1割程度しか伝わらない。

でも反対に、ほとんど何も話せなくても、人間関係が完璧に構築されていれば、伝えたいことは充分伝わる…ということです。

まとめ

結局のところ、「語学」なんて言ってみたところで、究極は…

それを発信する側の人間と、受信する側の人間との間で交わされる、心の相互作用です。

「言葉」というのは、あくまでも、その手助けをするに過ぎません。

ですので、もしもあなたが今、

「タイ語はあまりよく分からないけれども、タイ人の家族や従業員とは、うまくやっていけている」

と、考えているなら、それは、どんな語学力よりも、価値のあるスキルだ…ってことなんです。


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