タイ語1日1単語(เท่าไหร่/タオライ) 意味:いくらですか?

サムネイルいくら3

どうもこんにちは、でんいちです。

タイ語で「いくら」は、
「เท่าไหร่/タオライ」と言います。

今回は、タイ語で物の値段を聞く時の
「いくら?」というフレーズを練習していきます。

この「タオライ」というのは有名なフレーズなので、

聞いたことがあるという人も多いと思いますが、

日本人の中には、これを間違った発音で覚えている人が少なくありません。

今回は、タイ語の「いくらですか(タオライ)」の正しい発音を練習していきましょう。

日本人が発音する「タオライ」

実は、タイに滞在する日本人の多くは、この「タオライ」をどういうわけか

関西弁のようなアクセントで、「タオ↑ライ」と読む人が、後をたちません。

バンコクやチェンマイの繁華街を歩いていると、

「タオ↑ライ」のアクセントで買い物している日本人を、よく見かけます。

おそらく、無意識にそういうアクセントになってしまうのだろうと思いますが、

しかし、この「タオ↑ライ」という発音は、いかにも日本人がタイ語発音しましたという感じで

とても恥ずかしいので、この動画を見てくださっている皆さんは、

是非、正しい発音を身につけてもらいたいと思います。

では、一度、タイ語の発音を聞いてみましょう。



はい、タオの部分にアクセントをつけて読むと、タイ語っぽく聞こえます。

タオライタオライタオライ…と、

何度も練習して、サッと言えるようにしておきましょう。

タイ語の声調

タイ語には、「声調」というものがあります。

声調とは、音の上げ下げなどで意味を区別する、発音のシステムのことです。

この声調が正しくないと、タイ語はとてもいびつなものに聞こえますし、

逆に、声調が正しく発音できれば、いわゆるきれいなタイ語として認識してもらえます。

なので、タイ語の発音においては、「声調」が最も肝心なので、

なるべく正しい声調を意識して、発音するようにしましょう。

「thâo rài タオライ」

前半のthâo(タオ)が
3声の落ちる音、

後半のrài(ライ)が
2声の低い音

で発音しますので、

トータルでタオライという発音になります。

はい、ここまでで、「タオライ」の発音はだいたい理解していただけたと思います。

丁寧語のカァ

しかし、タオライだけだと、相手に対して少し不躾な印象を与えてしまう恐れがありますので、

文末に丁寧語の「カァ」をつけます。

タオライカァ

これで、丁寧な言い方になります。

カァは女性用なので、男性の方はカップにしておいてください。

とりあえずは、このタオライカァだけでも覚えておけば、

タイの市場やお土産屋さんなどで、買い物することが可能です。

thâo rài タオライ
thâo rài khá タオライ・カァ

アンニー・タオライ(これいくら?)

では、次に、応用編です。


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「これはいくらですか?」というフレーズを見てみましょう。

「これ」はタイ語でアンニーと言います。

なので、「これはいくらですか?」と聞く時は、

「アンニー・タオライ・カァ」といいます。

実は、タイ語で「これ」を表す言葉はいろいろあって、若干ややこしいのですが、

旅行者が一番使いやすいのは「アンニー」だと思いますので、

「アンニー」で覚えておきましょう。

では、

これはいくらですか?
(アンニー・タオライ・カァ)

のタイ語音声を聞いてみましょう。

an-níi thâo rài khá
アンニー・タオライ・カァ
(これはいくらですか?)

はい、アンニーは「これ」という意味で、自分の手元にあるものを指す指示語です。

なので、アンニー・タオライ・カァの言葉だけを言っても、

「これ」が何を指しているのかが分からないと、会話が成立しませんので、

「これ」が何なのかをハッキリ伝える必要があります。

なので、「アンニー・タオライ・カァ(これはいくらですか?)」と聞くときは、

その欲しい商品を手に持ったり、あるいは指で差したりして、

何を指しているのかが分かるようにしてから、

「アンニー・タオライ・カァ」と、聞くようにしましょう。

数字を知らなくても・・・

はい、ここまでの話を聞いて、みなさんの中には、

「いくらを覚えても、数字を覚えなかったら、会話できないんじゃないのか」

と、考える人もいるかもしれません。

しかし、タイ語の数字をマスターできていなくても、特に、問題はありません。

なぜなら、タイで旅行者向けに商売をしている所は、

電卓をポチポチっと押して数字を見せて、値段を伝える、というやり方をしているところが多いです。

実際のところ、値引き交渉とかをする際も、電卓上で会話が成立しますので、

電卓で数字を見せる、というのは、これはこれで、合理的なやり方だと思います。

とりあえず今日のところは、「タオライ」のフレーズを覚えておいてください。

タイ語の数字については、また別の記事にまとめていますので、

そちらを参考にしてみてください。

↓↓
【タイ語の数字1~100聞き流し】

はい、今回はタイ語の「いくらですか(タオライ)」のフレーズを学習しました。

前半のタオを3声の落ちる音で発音するのがポイントです。

では最後に、今回ご紹介したタイ語のフレーズを、通して聞いてみましょう。

เท่าไหร่
thâo rài
タオライ(いくら)

เท่าไหร่ คะ
thâo rài khá
タオライ・カァ(いくらですか?)

อันนี้ เท่าไหร่ คะ
an-níi thâo rài khá
アンニー・タオライ・カァ
(これはいくらですか?)

はい、「タオライ」はおそらく、タイで最もよく使うフレーズの1つだと思いますので、

日本人風の「タオ↑ライ」という発音にならないよう、

「タオライタオライ…」と何度も練習して、サッと言えるようにしておきましょう。

では、本日の動画は以上になります。

どうも、ご視聴ありがとうございました!!


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