【タイ人は写真が苦手?】~写真を撮るのが下手な人がタイに多いたった1つの理由&対処法

SplitShire / Pixabay

タイ人にシャッターを押してもらって、
「全然うまく撮れてないなぁ…」と、感じたことはありませんか。

また、SNSなどを見ても…

「一体、何の写真なの?」
と、言いたくなるようなものが、タイ人のSNSには、非常に多いですよね。

写真が苦手なタイ人が多い理由

一体なぜ、タイには「写真が苦手な人」が多いのでしょうか。

それには、「たった1つ」の理由があります。

(なお、今回の記事は、あくまでも「一般論」の話ですので、「もちろん写真が上手なタイ人もいる」ということを、お断りしておきます。)

基本はプリクラ

タイ人は基本的に、「自分の顔の写真」というものが大好きです。

なにせ、日本のゲームセンターで使われなくなったプリクラマシンが、大量にタイへ輸入され…

タイのショッピングセンターなどでは、
日本の旧式のプリクラマシンが、今なお現役で、大活躍しているほどです。

「自分の顔写真」が大好きなタイ人にとって、プリクラというものは…

まさに、「最高のアミューズメントツール」というわけです。

「顔を写すこと」が最重要

現に、タイ人の部屋やデスクなどを見ると…

「自分の写真を飾っているタイ人」って、すごく多くないですか?

そのため、タイ人の多くは、写真を撮るとき、「顔が写っているかどうか」というのを非常に重視するんです。

でも、これによる『弊害』も、
もちろんあります。

例えば、あなたが、
タイでお寺を観光していて…

通りすがりのタイ人に、「シャッターを押してください」と頼むとします。

この時、日本人の感覚だと…

「お寺をバックに入れたほうがいいのかな?」ということを、多少は考えますよね。

でも、多くのタイ人にとっては、
「写真=顔写真」ですから…

「バックのお寺はどんな感じか」
ということにまで、頭が回りません。

そのため、タイ人にシャッターを押してもらうと…

「えっ、これ、どこの写真?」

「人物ばっかりで、背景が全然、分からないじゃん」

というようなことが、
往々にしてあるんです。

対処法は?

「バックが全然写っていない」
という残念な事態を避けるためには…

「たった1つ」有効な対処方法があります。

それは…

「あなたが写真に入らない状態で、ズームや撮影位置などを、事前に決めておく」ことです。

つまり、こういうことです。

あなたがお寺の本堂の前で、記念撮影をするとします。

この場合は、あなたがすぐに被写体になろうとするのではなく、まずは…

だれも写っていない状態で、「どこから、どのように撮るか」を、

あなたが先に決める…ということです。

そして、「このポイントでシャッターを押そう!」ということを決めてから、

おもむろに、通行人のタイ人に声をかけ…

「ここに立って、写真を撮ってくださいっ!」

と、言えばいいんです。

↓音声はこちらから

●写真を撮ってください
ช่วย_ถ่ายรูป_ให้_หน่อย_ค่ะ
チュヮイ ターイ るゥープ ハイ ノォーイ カァ

こうすれば、文字通り、
「シャッターを押すだけ」ですから、

「うまく撮れてないじゃん!」

と、後から嘆く必要がありません。

タイで観光をする際は、ぜひ、試してみましょう。

写真に『臨場感』がない

また、「写真=顔写真」と考えているタイ人にとって…

「臨場感のある写真」というのも、非常に苦手です。

「写真の臨場感」とは、一言で言うと、

「被写体が何をしてるのかが分かる写真」
ってことです。

これに関し、私がタイで実際に経験したケースを、お話しします。

牧場の写真なのに…

私が、タイのとある牧場へ、取材に行った時のことです。

その時私は、牧場のオーナーの若者に、

「ちょっと、これまでに撮った写真を見せてくれない?」と頼みました。

こちらとしては、
「牧場の写真」なのですから、

当然、牧場の動物や、動物を世話している人たちの写真を見たいわけです。

でも、その時に、オーナーが見せてくれた写真は、なんと…

8割以上が、役人たちとの「記念撮影」の写真でした。

残りの2割で、申し訳程度に、牧場の建物や、動物の写真などが、
「ちらほらある」といった状態で…

「人と動物の微笑ましい写真」
に至っては、皆無でした。

これは、私が勝手に言っているわけではなく、結構、「タイのあるある」です。

写真といえば記念撮影

タイの人というのは、「記念撮影」には驚くほどのエネルギーを注ぐのですが…

それ以外の、「日常風景を撮る」ということについては、これまた、驚くほど無関心です。

こうした傾向もすべて、

「写真=顔写真」と考える国民性に、由来しているのではないか…と思うわけです。

また、「役人との記念撮影が多い」ってところも、ミソです。

そこには、「こんな偉い役人さんたちと、写真を撮った」的な発想も、あるような気がします。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、タイ人の多くが写真を撮ることが、あまり得意でない理由について、ご紹介してきました。

実際のところ、私がタイ人の仕事風景などの写真を撮るときは…

「あっ、自然に、いつも通りしてくれればいいからね」

って言うんですが、その後、彼らは、

「日本人は、自然な写真ってのが好きなんだよねー」

と、言っていました。

でも、この言葉は、裏を返せば、

「タイ人は、自然な状態の写真って、あんまり重視してないんだよねー」

と、解釈することができるわけです。

タイ人が、「記念撮影を好きな理由」「風景写真が苦手な理由」、

そして、やたらと「自撮り人口が高い理由」も…

これでなんとなく、
うなずけると思いませんか?

では、最後にもう一度、今回の重要例文をおさらいしておきましょう。

↓音声はこちらから

●写真を撮ってください

ช่วย_ถ่ายรูป_ให้_หน่อย_ค่ะ
チュヮイ ターイ るゥープ ハイ ノォーイ カァ

それではまた。


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