どうもこんにちは、でんいちです。
タイ在住、チェンマイ在住の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「戒厳令」や「外出禁止令」などを表すタイ語を見ていきます。
動画はこちら
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タイ語では、「戒厳令」や「外出禁止令」などのことを「khəə-fiu クーフィウ」と言います。
まず、前半の「クー」はあいまい母音なので、口をだらんと開けて、「khəə クー」と発音します。
そして、後半の「フィウ」は[F]の音なので、下くちびるを軽く噛んで、「fiu フィウ」と発音します。
続けて読むと、「khəə-fiu クーフィウ」
これで、「戒厳令」や「外出禁止令」などの意味を表します。
通常、タイ語のこうした法律的な言葉は、
サンスクリット語のような小難しい響きの言葉が多いんですが、
「クーフィウ」に関しては、非常に短くて言いやすい言葉になっています。
これは、元々は英語で、戒厳令などを表す「curfew」という単語があり、
その「curfew」という英単語を、そのままタイ語読みにしたものです。
基本、僕の動画やブログ記事などでは、時事ネタは扱わないことにしているのですが、
ではなぜ今回、クーフィウという言葉を取り上げたかと言うと、
クーフィウに関しては、実際にタイ政府が外出禁止令(クーフィウ)を発動させた時のために、
タイの住民として、クーフィウという言葉を知っておく必要があるからです。
もしも、これを知らずにいた場合、突然、チェンマイの街角に人がいなくなったときに、
タイの人から、「クーフィウ・カァ」と言われても何のことだか分からないからです。
「クーフィウ・カァ」と言われたら、これはつまり、
「外出禁止令が出たから、お店もやっていないし、外に人がいないのよ」
と言っている、ということになります。
また、タイの人と話す時にも、
「ワンニー・クーフィウ(今日はクーフィウだよ)」という風に、
「今日は雨だよ」みたいな感じでクーフィウという言葉がサラッと出てくるので、
この時期、タイにいる人は、知っておいた方が良いでしょう。
ちなみに、クーフィウは、発音がコーフィーとよく似ているので、
もしも、タイの喫茶店でクーフィウと言われた時は、
クーフィウ(外出禁止令)と言っているのか、それとも、コーフィーと言っているのか、
紛らわしい、という事態になります。
なので、クーフィウの発音も、しっかり覚えておかなくようにしましょう。
はい、僕はというと、今日は、ちょっと用事があって、沖縄に来ています。
それで、バックの画像も今日は沖縄なんですが、
この冬は日本に行っていて、
4月のソンクラン(水掛祭り)の時期にタイに戻ってくる予定をしていたのですが、
昨今の状況で、タイに入れなくなってしまったので、
しばらく、沖縄で自主隔離をしている、というわけです。
まぁ、このチャンネルは、タイ語学習がテーマなので、
沖縄については特に触れるつもりはないのですが、
今回みたいな感じで、視聴者からの質問に答えたりしながら、
沖縄から、ゆる~く配信していければ、と思っております。
とりあえず今日のところは、「外出禁止令」を表すタイ語、
「クーフィウ」を覚えておいてください。
さて、ここからはちょっと世間話ですが、
こういう時期に、一番気を付けなくてはならないのは、
不安やストレスに、押しつぶされてしまうことです。
もちろん、みなさんの身に実際に危険が迫りつつある、という可能性は否定できませんが、
しかし、危険が起こるかもしれないし、怒らないかもしれない、
まだ起きていない未来の心配事に、あれこれと思いを巡らせて、
不安になったり、ストレスを抱えたりするぐらいなら、
何も考えない方がよっぽどマシです。
また、チェンマイの日本領事館とか、あるいは、日本人会とか、ロングステイヤーの会などの
互助組織もたくさんありますので、こういう時こそ、同じ日本人同士で励まし合って、
明るく振舞っていくことが肝心です。
また、実際に、免疫力というのは、ストレスと大きな関係にあることが知られています。
友達と楽しく話して、愉快に過ごすことが、結果的に免疫力を高めて、ウィルスに対抗していくことになります。
なので、一番の敵は、ウィルスそのものではなく、不安やストレスです。
未来に決して悲観することなく、毎日を楽しく、元気に過ごしていきましょう。
では、本日の動画は以上になります。
どうもご視聴ありがとうございました!