【語学力を生かした仕事】通訳と翻訳は、どっちが良いの?

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通訳と翻訳。

学生向けの職業案内などではよく、
一緒くたに語られることが多いですが、

この2つは、全くの別ものです。

そこで今回は、
通訳業と翻訳業の最大の違いを紹介しながら、

トータルで見るとどちらが良いのか、
ということについて、お話ししていきます。

通訳と翻訳は、どちらが良いのか

まず初めに結論を言うと、
翻訳業の方が、
ビジネスとしては優れています。

ただし、誤解のないように言っておくと、
これは、仕事の優劣や貴賎を言っているのではなく、

あくまでも、

ビジネスとしてはどちらが有望か、

ということです。

このことを踏まえた上で、

翻訳業の方が有望だと言える
理由は、3点あります。

拘束時間がない

通訳の場合、

会議の通訳、
セミナーの通訳、
製造現場などでの通訳など、

通訳者がずっとつきっきりで
その場に居なくてはなりません。

お客さんが通訳者のもとへ赴いて通訳してもらう、
というケースは稀で、

普通は、通訳者がお客さんのもとへ
行かなければなりません。

すると、
移動や滞在の経費や時間が、
別途かかってしまうわけです。

また、ここが大事なところですが、
移動や待機、滞在をしている間は、
スキルが上がりません。

仮に通訳として10時間拘束されたとして、
実働2時間であれば、
仕事のスキルが上がるのはその2時間だけです。

残りの8時間は、
いわば自分の能力やスキルに、
全く関与しない時間だということになります。

これははっきり言って、
もったいないです。

その点、翻訳者であれば、
基本的に在宅で仕事が可能です。

受注した仕事は、
全て自分のスキルアップにつながりますし、
他に自分のやりたいこともできます。

また、後述しますが、
その間に自分のビジネスを進めていくことも可能です。

よって、
翻訳の最大のメリットの1つめは、

  • 訳者本人が移動する必要がない。
  • 拘束がない。

ということになります。

集客数に限界がない

現在まだ、
ビジネスを始めていない方にとっては

「集客をし続ける」

ということが、
ピンとこないかもしれませんが、

簡単に言うと、

「1回でさばくことのできるお客さんの数」

に、限界がない、
ということです。

通訳の場合、
基本的には出張です。

よほどの売れっ子にもなれば、
1日に2件3件の現場を回る、
ということもあり得るかもしれませんが、
普通は1日1ヶ所です。

ということは、
仮に、週休2日で、
週5日間フルで出張通訳をするとして、

年間で250件。

つまり、

1年間に250人のお客さんを獲得した時点で、
その通訳者の客数は頭打ちになります。

つまり、

これ以上のお客さんを集めたところで、
通訳者本人だけではもうさばき切れない、
という状態になってしまうんです。

また、前項でご紹介したように、
通訳には拘束時間というものがあります。

8時間拘束されるところを、

「1時間で終わったので今日はここで切り上げさせていただきます」

というようなことを、
普通はできないため、

どうしても、
数をこなすことができないんです。

その点、
翻訳作業は基本在宅ですから、

やればやるほど、
作業のスピードは上がっていきます。

今、1日1件のペースだったとしても、
熟練度が上がるにつれて、
1日あたりの客数を2件3件と増やしていくことができます。

また、翻訳業は、
集客さえできれば、
下請けへの発注も可能になります。

「下請け」というと、
あまり響きがよくないかもしれませんが、

世の中のビジネスというのは基本的に、
「集客して下請けに出す」
という発想ですべて成り立っています。

つまり、
仮にあなたが翻訳家を志しているなら、

毎日自分で翻訳作業を行うかたわら、
自分と同じ位のスキルを持った翻訳家を、
自分の下請け業者として育成しておく、

ということです。

こうすれば、
自分の作業量が頭打ちになったときに、
自分の下請けに、
仕事を発注することができます。

これで理論上は、
頭打ちがなくなります。

受注可能な客数は、
2倍、3倍と等比級数的に上がっていきます。

コンテンツの翻訳ができる

「Webコンテンツの翻訳」

翻訳家としてやっていくなら、
個人的には、
これが最大のメリットではないかと考えています。

また、コンテンツの需要は、
タイ語→日本語よりも、
日本語→タイ語の方が、
まだまだ圧倒的に多いです。

「日本語→タイ語の翻訳って、
日本人には難しいんじゃないの?」

と考える人も多いですが、
日本語→タイ語のほうが易しいです。

このテーマについては、
【日本語をタイ語に訳すのと、タイ語を日本語に訳すのとではどちらが難しいか】の記事でも紹介していますので、ぜひ、参考にしてみてください。

タイではまだ、
超人気ウェブサイトの数は限られていますので、

日本発の有力な情報をタイ語に翻訳して発信していけば、
比較的アクセスを集めやすい、という現状があります。

もしもあなたが自分のブログをお持ちであれば、
それをタイ語に翻訳するだけで、

全く同じボリュームのブログを
もう1つ保有することができます。

  • 日本語のサイトをタイ語に翻訳する。
  • 日本語のYouTube動画にタイ語で字幕をつける。

等々です。

また現在は、
このことをすでに
ビジネスとして認識してる人も増えてきており、

そうした人たちは、
常に質の高い翻訳家を探しています。

そのため、
タイ語をはじめとするアジア言語の翻訳者の仕事の数は、
年々増えている傾向があります。

質の良い翻訳家は、
ブログ翻訳という案件を、
断続的に受注することができます。

また、仮に受注がなくても、
自分で自分のコンテンツの翻訳が可能です。

つまり、受注もしつつ、

自分自身でも、日本語と外国語で
サイトや動画を増やしていける、

ということです。

あなたが公開したYoutube動画を倍々に増やしていくことができる

特に、動画の翻訳スキルというのは、かなり有望です。

あなたがもしも、ある程度の閲覧回数を集めそうな動画を持っているなら、その動画にタイ文字の字幕をつけるだけで、

全く同じクオリティの動画を2つ保有することができることになります。

さらに、英語字幕の動画も別で作れば、3つです。

動画に字幕を入れる作業というのは、慣れればそこまで大変ではありませんので、

タイ語で文章を書くスキルさえあれば、動画にタイ語字幕を入れることは十分可能です。

もしもあなたが、「YouTube動画の作成」というスキルをすでにお持ちであれば、

「自分の動画にタイ語の字幕を付けてみる」と言う作業を始めてみることをおすすめします。

もしかしたら、それだけで仕事になるかもしれませんよ♪

全て自宅で作業が可能

しかも、
これらはすべて在宅での作業が可能ですので、

ある程度得意客がつけば、
在宅の翻訳だけで、
タイで十分生活できます。

通訳者が1件の仕事を終える間に、
翻訳者は、
5件6件の仕事をさばくことができます。

しかも、
動画やウェブサイトとしてその後もずっと資産が残る、
というおまけつきです。

これは、
ものすごいメリットだと思いませんか?

まとめ

今回は、語学を生かした仕事として、
通訳者と翻訳者の2つの職業を挙げ、
両者の比較を行なってみました。

結論としては、

通訳者よりも、
翻訳者のほうがはるかに有望です。

理由は、

  1. 拘束時間がない
  2. 集客数に限界がない
  3. コンテンツを翻訳できる

の3点です。

通訳業というのは、あくまでも、

あなた1人の頑張りだけに全てがかかっています。

あなたが体調をくずしたり、都合が悪かったりしたら、仕事ができないばかりか、周囲の人にまで迷惑がかかってしまいます。

その点、翻訳は気楽です。

自分の自由なスケジュールで、仕事を行うことができます。

特に3つ目の、
コンテンツの翻訳は重要です。

ネットビジネス全盛の現代にあって、
有用なコンテンツを外国語に翻訳することは、
社会全体にとっても不可欠な仕事です。

おそらく21世紀の中ごろまで、
アジア言語翻訳の需要は、
あり続けると思います。

また、
ここが大事なところですが、

その需要を自分自身で作ることができる、
というのも大きいです。

翻訳家として看板を出し、
仕事を受注しつつ、

仕事の数が増えてきたら、自分の弟子に下請けに出す。

仕事がないときは、
受注を待つのではなく、

自分でブログや動画など、
良質の日本語コンテンツを
どんどん発信していく。

そして、それを自分でタイ語に翻訳する、
ということが可能ですから、

理論上、仕事は無限にあります。

もしもあなたが現在、

「外国語がある程度のレベルに達したし、
語学力を活かす仕事をしてみたいなぁ」

とお考えであれば、
とりあえずブログを立ち上げて、

それを外国語に
訳してみることをおすすめしますよ!

それではまた。


職業選びの際、「客数をどれだけ増やし続けられるか」という視点は非常に重要。
自分一人の肩に全てがのしかかるような職業は、リスクが高い。


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2 件のコメント

  • タイ語の上達に行き詰まりを感じ、こちらのブログへたどり着きました。かねてより、通訳と翻訳は異なると思っていましたが、こういう視点で見たことはありませんでした。大変面白い考察ですね。他の記事も読ませて頂きます。

  • コメントありがとうございます!

    ラチャプックさんのブログも、拝見させていただきました。
    日系企業にお勤めなんですね。タイでお仕事、お疲れ様です。

    タイ人は、「外国人に英語の読み書きができるわけがない」と決めつけてかかっているようなところがありますから、
    もしもラチャプックさんが、タイ語の読み書きができるようになれば、周囲のタイ人から一目置かれること間違いなしです。

    学習法については、【タイ語の勉強方法】のページにも、まとめてありますので、またよかったら、お読みいただければと思います

    それでは今後とも、よろしくお願いします。

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