タイ語を習得できた人たちが、
必ず行なっていることが、
1つあります。
これを行なった人は
タイ語を確実に習得でき、
行なっていない人は、
何年勉強してもなかなか習得できない、
という、
まさに王道とも言うべき、
語学習得の秘訣です。
この秘訣は、
誰もが頭では理解していることですが、
口に出して語られることは、
ほとんどありません。
その「たった1つの秘訣」とは、何か。
今回は、それについて、少し詳しく、掘り下げてみようと思います。
タイ語講師が絶対に言わないたったひとつの真実とは
この秘訣は、
タイ語教育の関係者であればあるほど、
口に出して言うことができません。
だからこそ、
あまり知られていないんです。
バンコクなどの都市部では、
外国人にタイ語を教えることをなりわいとしている
タイ人講師も数多くいます。
彼らは、大学などでタイ語教授法を学び、
タイ語講師としての職を得て、
一応は
「外国人にタイ語を教えるプロフェッショナル」
ということになっています。
しかし…
こうしたタイ語講師たちが
決して口にすることができない、
タイ語学習における1つの真実があります。
それは…
「タイ語学校で1年間タイ語を勉強している外国人よりも、タイに出稼ぎに来ているミャンマー人の方が、よっぽどタイ語を習得できている」
という真実です。
「なんだ、そんなことか」
と、思われるかもしれません。
多くの人は、この真実を、
頭ではおぼろげに理解しています。
しかし、
「ではどうすれば自分はタイ語を習得できるようになるのか」
と、自分に置き換えて考えることができる人は、
ごくわずかです。
そのため、多くの人は
なかなかタイ語を習得できません。
なぜ出稼ぎのミャンマー人はすぐにタイ語を習得できるのか
タイには、ミャンマー人を始め、
多くの外国人出稼ぎ労働者が住んでいます。
そして彼らは、タイに住んで1年以内に、
確実にタイ語を話せるようになります。
バンコクなどの都市部であれば、
タイ人と、ほとんど見分けがつかないくらい…
彼らは本当に、自然なタイ語を話します。
もちろん、タイ語を上手に話せないミャンマー人がいることも事実ですが、
こういうときは、
個々の案件ではなく、
「平均点」で考えるべきです。
在タイ1年の日本人100人と、
在タイ1年のミャンマー人100人。
両者の、タイ語会話能力の「平均点」を比べたら、
日本人は、確実にミャンマー人に負けます。
しかし…
「タイ語学校で1年間タイ語を勉強している外国人よりも、タイに出稼ぎに来ているミャンマー人の方が、よっぽどタイ語を習得できている」
という真実を、
タイ語講師たちは、
絶対に口にしようとはしません。
本来であれば、
タイ語教育に従事する者こそ、
この圧倒的な真実を、
生徒に伝えなければいけないのですが、
いわば『タブー』のような形で、
表立って語られることは、
ほとんどありません。
なぜなら…
このことを認めてしまうと、
タイ語学校やタイ人講師の存在意義そのものが
なくなってしまうからです。
自分の職を失うかもしれないようなことを、
わざわざ口に出して言う人はいませんよね。
しかし、紛れもない事実です。
であれば、あなたも、
ミャンマー人労働者がタイ語を習得したのと同じようにすれば、タイ語を必ず習得できる
と思いませんか?
しかも、
タイ語学校へわざわざ通わなくても、
独学でそれが十分可能なんです。
ミャンマー人労働者たちが行なっている、タイ語の確実な習得法とは何か
ミャンマー人労働者たちがタイで行なっている、
確実にタイ語を習得する方法があります。
それは、
「圧倒的な量のインプット」
です。
インプット作業、
つまり、単語や文章を暗記することです。
これは、語学の習得において、
最も重要かつ不可欠なことです。
タイに住んでいるミャンマー人労働者は、
自分の生活に必要なタイ語を完全に丸暗記します。
手帳を携帯して、熱心にメモを取っている人もいます。
彼らミャンマー人労働者は、
雇用主や客のタイ語を完全にインプットして、
同時に日々の業務で、
アウトプットをし続けているわけです。
だから彼らミャンマー人たちは、
いつでも、必要な場面で、
必要なタイ語を、話すことができます。
一方…
タイ語学校に通っている外国人のほとんどは、
授業を『聞き流している』だけで…
この丸暗記という作業を、
おろそかにしています。
だから、タイ語学校に1年間通っても、
一向に話せるようになりません。
話せるのはせいぜい、
自分がいつも行っている、商店や食堂での会話程度です。
理由は、これまでお話ししているとおり。
タイ語学校の生徒の多くは、
『丸暗記』という作業がないために、
そこで上達が止まってしまうんです。
タイ語とミャンマー語は似てる?
もしも、今回の記事を読んで、
「えっ、でも、タイ語とミャンマー語って、似てるんじゃないの?」
「日本人よりも、ミャンマー人のほうが、タイ語を習得しやすいんじゃないの?」
と、お考えなら…
それは、『誤解』です。
タイ語とミャンマー語とは、お互い、似ても似つかない言語です。
例えて言えば、「マスオさんとアナゴくん」ぐらい、似ていません。笑
要は、「親戚ですらない」ってことです。
⇒【 タイ語とミャンマー語は全く似ていないと言える5つの理由 】
こちらの記事も、参考になさってみてください。
まとめ
- 「外国に住めば、その国の言葉を話せる」
- 「1年間現地の学校に通えば、語学を習得できる」
これらは、完全に「誤り」です。
一番必要なのは、インプットです。
インプットがなければ、
話せるようにはなりません。
逆に言えば、覚えた分だけ、
確実に話せるようになります。
タイ語学校にただ通うだけだけでは、
何年通ったとしても、
なかなか習得はできませんが、
たとえ数日、数週間でも、
集中してインプットを行ったならば、
その分だけ必ず上達します。
まずはこのことを、
語学学習に最も必要なこととして、
認識しておいてください。
それではまた。
数ヶ月タイに住んでいる間に、
十分なタイ語を話せるようになる。
それは彼らが、
生活や仕事で使うタイ語単語を、
確実にインプットしているから。
追記
このたび、タイの総合情報サイトである、『YiNDEED』というサイトで、
今回の『タイ語学習の秘訣』の記事が、紹介されました。
こちらもぜひ、ご覧になってみてください。