タイ文字のน(N)とม(M)の形の違いを確実に覚える方法

サムネイル黙字8

どうもこんにちは、でんいちです。

今回お話しするのは、

タイ語学習の初心者の人から最もよく寄せられる質問の1つ、

「タイ文字のNとMが似過ぎている問題と、両者の違いを覚える方法」
について。

動画はこちら
 ↓

まず初めに基本事項をおさらいしておくと、

タイ文字のアルファベットで、

NとMは、それぞれこのような形をしています。

なお、「エヌ」と「エム」という言葉は、かなり言いにくいので、

タイ文字の名前で呼ぶことにします。

タイ語では、

Nの文字には、ノーヌゥー
Mの文字には、モーマー

という名前が付いていて、
タイの人も、そのように呼びます。

なので、

今回の動画でも、それぞれ、น ノーヌゥーと ม モーマーという名前で呼ぶことにします。

見ての通り、両者のシルエットはそっくりです。

どちらも、書き始めは、左上の「丸」から書いていきます。

そこから、下へ降りていって、นとมも、下でもう一回丸を書くのですが、

唯一違う点は、นは下の丸が右側にあり、มは、下の丸が左側にある、という違いです。

つまり、
タイ文字のน(N)とม(M)は、

書き始めの丸が同じで、
シルエットもそっくりで、
書き終わりの線の位置も同じで、

ただ下の丸の位置だけが違う、
ということです。

では、この2つの文字を実際に書いてみますので、見ておいてください。

はい、น ノーヌゥーと ม モーマー、この2つの文字は、タイ文字の勉強を始めた人は混乱しがちで、

「あれっ、どっちやったっけ…?」と、迷ってしまうことが少なくありません。

そのため、タイ文字を書くときに、Nの น ノーヌゥーを書いているつもりが、Mの ม モーマーを書いてしまっていた。

あるいはその逆、という書き間違いは、タイ語初心者あるあるの1つです。

そして、この2つの違いをどのように覚えるか、という点については、

けっこう色々な人が、語呂合わせなど、色々な方法を提唱しているので、

基本は人それぞれ、自分が覚えやすいやり方で覚えるのが一番いいと思います。

ただ、僕が個人的に「この覚え方なら一発で確実に覚えられる」と思っている覚え方があります。

「タイ文字のNとMが似過ぎている問題と、両者の違いを覚える方法」

はい、前置きが長くなりましたが、では今から、

タイ文字のNの น ノーヌゥーと、Mの ม モーマー、この2つの違いを、

確実に覚えられる方法について、お話をしていきます。

それは何かというと、「平仮名の形と連動させて覚える」という方法です。

では、試しに、今からここに、ナ行とマ行の平仮名を書いていきます。

ナ行は、なぬね
マ行は、まみむ

これらの平仮名を見ていて、何か気が付くことはないでしょうか。

それは、
平仮名のナ行、「なぬね」は、丸が右側にあります。

そして、マ行の「まみむ」、これは丸が左側にある、ということ。


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つまり、平仮名の「な」の丸が右下にあるのと同じように、
น ノーヌゥーの丸も、右下にある。

そして、平仮名の「ま」の丸が左下にあるのと同じように、
ม モーマーの丸も、左下にある。

ということです。

平仮名の丸の位置と一致している、と考えると、かなり覚えやすくなるんじゃないかな、と思います。

特に、平仮名の「み」に至っては、字の形そのものが、「ม」にそっくりです。

…と、このように、タイ文字のNの น ノーヌゥーと、Mの ม モーマー、この2つを覚える時は、

平仮名の「ナ行」と「マ行」の形と連動させて覚えると、

記憶が定着しやすくなって、忘れにくくなります。

なぜなら、平仮名であれば、ほとんどの人は完全に覚えているので、

字の形を確実に思い出すことができるからです。

タイ文字の น ノーヌゥーと ม モーマーの丸の位置が、

平仮名の「な行」と「ま行」の丸の位置と同じである、という法則。

まぁ、法則と言っていいかは分かりませんが、この法則は、おそらく、ただの偶然だろうと思います。

ただし、偶然であるにせよ、大昔に、日本で平仮名を作った人も、タイでタイ文字を作った人も、

同じように、

「Nは丸が右のほうが良い」
「Mは丸が左のほうが良い」

という風に考えていたのかもしれないな、と想像すると、

時空を超えた壮大なる偶然に、歴史のロマンを感じるわけです。

また、このようなストーリーで考えておけば、 น ノーヌゥーと ม モーマーの丸の位置も、
もう忘れないと思います。

はい、以上をまとめると、

平仮名の「な、ぬ、ね」の丸が右下にあるのと同じように、Nのノーヌゥーの丸も、右下にある。

そして、平仮名の「ま、み、む」の丸が、左下にあるのと同じように、Mのモーマーの丸も、左下にある。

…以上が、今回ご紹介した、タイ文字の覚え方のお話です。

はい、では、以上の話を踏まえた上で、もう一度、

น ノーヌゥーと ม モーマーの文字を書いてみましょう。

今度は皆さんも、文字の形に合わせて、

ヒザの上やテーブルの上で実際に指を動かしてみてください。

はい、今回の動画は、以上です。

タイ文字の น ノーヌゥーと ม モーマー書き方で悩んでいた人は、ぜひ、参考にしてみてください。

また、今回ご紹介した覚え方は、あくまでも、数ある覚え方のうちの一つなので、

もしも皆さんの中で、「私はこういう風に覚えた」という覚え方がありましたら、

コメント欄に書いておいていただければと思います。

では、本日の動画は以上になります。
どうもご視聴ありがとうございました!

【本日のまとめ】

タイ文字の น (N)とม(M)は
形がそっくりで、

「丸の位置」だけが違うので、
混同しがち。

覚えるコツとしては、
「平仮名の丸の位置」
と連動させること

平仮名の「な、ぬ、ね」の丸が
「右下」にあるのと同じように、

Nの น ノーヌゥーの丸も、
「右下」にある。

平仮名の「ま、み、む」の丸が
「左下」にあるのと同じように、

Mの ม モーマーの丸も、
「左下」にある。

以上。

これでもう、น と ม の形は
完全に覚えられましたね。

お疲れ様でした!!


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