どうもこんにちは、でんいちです。
バレンタインデーは、タイ語では、「ワン・ワーレンターイ」という発音になります。
今回は、「バレンタインデー」について、お話をしていきます。
「ワン」はタイ語で「日」という意味ですから、
「ワン・ワーレンターイ」は、
「ワーレンターイ」の日、という意味です。
ワン・ワーレンターイ
つまり、英語のヴァレンタインが、
タイ語では、「ワーレンターイ」という発音になる、ということです。
これまた、もとの英語の原型をほとんどとどめていません
外来語をタイ語っぽく発音するコツ
先日、コーヒーの回の時にお話ししたように、
英語の単語をタイ語風に発音するときは、独特の読み方をします。
なので、英語をタイ語風に読む時の法則を知っておかないと、
タイの人から英単語を言われた時に、
「なぜそのような発音になるのかが分からない」という事態になります。
今回のバレンタインデー、「ワン・ワーレンターイ」も同様です。
発音が全く違いすぎて、「バレンタインデー」、「ワーレンターイ」、
普通は、初見ではこの2つが同じものだとは気が付きません。
そのため、英語をタイ語風に読む時の法則を、知っておく必要があります。
では、「ワーレンターイ」発音のポイントを1つずつ見ていきましょう。
タイ語にはvの音が無い
まず、タイ語には、vの音がありません。
vは、wに置き換えられます。
たとえば、
VIPは、タイ語の発音だと、ウィーアイピーになります。
これはつまり、タイ語に「ヴィー」という音が無いために、
「ウィー」で代用されている、ということです。
なので、ヴァレンタインの出だし、[va]の「ヴァ」という音が、
タイ語には「アイン」の音が無い
そして、2つ目のポイント、
タイ語には、[ain]という音節がありません。
[ain]という音は、「アーイ」に置き換えられます。そのため、
LINEも、タイ語では「ラーイ」という発音になります。
ラインは「ラーイ」に変化し、
ワインも「ワーイ」という発音になります。
このため、バレンタインの最後の「タイン」の部分も、「ターイ」になります。
以上をまとめると、ポイントは2つあります。
2、タイ語にはアインという音がなく、アーイに置き換えられる
この2つのポイントがあるために、
英語のヴァレンタインという単語は、
タイ語では「ワーレンターイ」という発音になる、というわけです。
日本とタイの違い
ちなみに、日本だと、「バレンタインデー」というのはあくまでも民間のイベントであって、
役所や学校などで、正式な「今日はバレンタインデーです」みたいな告知をされることってあまりないと思うんですが、
タイでは、バレンタインデーは、国や自治体を挙げて、わりと盛大に祝います。
いつのまにか、国の一大イベントに…
タイ人は元々、お祭り騒ぎが大好きなので、
ただの外国の記念日で合ったはずのバレンタインデーが、
いつの間にか、「愛を祝う日である」みたいな位置づけになっていった、ということです。
そのため、タイでは毎年バレンタインデーになると、
全国各地でバレンタインデーを祝うためのイベントが大々的に行なわれます。
これは、なかなか興味深い現象ではないかな、と思います。
こうした事情から、2月になると、
タイでは、「ワーレンターイ」という言葉を耳にする機会が増えると思いますが、
この「ワーレンターイ」という言葉は、
じつは「バレンタイン」を指している、と覚えておきましょう。
はい、では本日の動画は以上になります。
どうも、ご視聴ありがとうございました!