【タイ文字の暗記】タイ文字がすらすら頭に入る、最も効率的な勉強方法、教えます

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「タイ語の初級の段階では、タイ文字を、無理に覚えようとしなくてもいい」

ということについて、前回、お話ししました。

タイ語学習の初めの段階では、
文字よりも、単語や文型など、即戦力になるものを先に覚えたほうが、はるかに実用的だからです。

しかし、タイ語の勉強を進めていくうちに…

「やっぱりタイ文字を覚えてみたい!」

という気持ちは、必ず生じてきますよね。

もちろん、やらないよりは、やったほうがいいです。

そこで今回は、

どのようにしてタイ文字を覚えていくのが、最も効率がいいのか、

ということについて、お話していきたいと思います。

アルファベット順に一文字ずつ覚えていくのは効率が悪い

タイ文字は、
全部で44文字あります。

タイの幼稚園や小学校では、
これを1文字目から順に覚えていきます。

これを順番通りに覚えるための歌もあり、
タイの幼稚園のお遊戯で、
必ず習う歌の1つです。

ですが、
はっきり言ってこの覚え方は、

外国人にとっては
効率が悪すぎます。

なぜなら、
この44文字はそれぞれ、
使用頻度にかなりの差があるからです。

ざっくり言うと、

1文字目 ก 使う、
2文字目 ข 使う、
3文字目 ฃ 使わない、
4文字目 ค 使う、
5文字目 ฅ 使わない
6文字目 ฆ 使わない
7文字目 ง 使う

こんな感じです。

実感としては、44文字中、
よく使うのは26字ぐらい、
全体の約60パーセントです。

つまり、
一生懸命、汗水たらして
タイ文字を44文字覚えたところで、

普段の生活では、
そのうちの6割ぐらいしか使わない、

ということなんです。

だったら、

よく使う文字ばかりを
重点的に覚えていったほうが、
効率がいい

と思いませんか?

初級のうちは、単語の書取りに特化したほうがいい

そこで次に、
効率的なタイ文字の覚え方について
ご紹介していきます。

このサイトで推奨しているタイ文字習得法を一言で言うと、

  • 文字のためだけの書き取りはしない。
  • 単語の書き取りをしながら文字を覚える。

いうやり方です。

例えば、

「น้ำナーム(水)」
という単語を覚えるとします。

勉強法は、

大学ノートに、
タイ文字でน้ำナームと、
書き続けていく。

これだけです。

「น้ำを分解すると、
 น と ำ が組み合わさっていて、
 声調記号があって…」

などということは、
初級の段階では、
考える必要はありません。

それぞれの子音字や記号などの知識は、
一旦脇へ置いておいて、

น้ำナームという形そのものを、
視覚的に覚えてしまう、

というわけです。

これなら、
街でน้ำナームと書いてある看板を見たときに、

「あー、これは水のことだな」

と、思い出すことができ、
その文字を見れば、

「ナーム」と発音することができます。

これって、
即戦力の知識です。

でも、もしも、
このやり方ではなく、

タイ語アルファベットの順番に勉強を始めてしまったら、どうなるか。

น้ำナームという単語を覚えるまでに、膨大な時間がかかってしまいます。

น้ำナームの頭にある「น」という文字は[n]の音を持つ子音ですが、

アルファベットの順番で言うと、
25番目ぐらいになります。

44文字中25番ですから、
真ん中よりもあとのほうです。

つまり、

もしもアルファベット順に覚えていったら、1日1文字ずつ覚えたとしても、

น้ำナームの文字に到着するまでに、3週間以上もかかってしまいます。

น้ำナームという、
生活であまりにも必須な単語であるにもかかわらず、です。

だったらアルファベットの順番なんて気にせず、とりあえず「น้ำナーム」を書けて読める、というほうが、

よっぽど即戦力です。

生活の中でほとんど使わないような文字がたくさんある

それに、先ほどもお話ししたように、

タイ文字には、
日常生活でほとんど使わない文字
というのがたくさんあります。

たとえば、ฌ とかです。

私がこの文字を使う単語を見たのは、20年間でたったの1度だけです。

チャーパナキット(火葬)
という単語ですが、

これは頻繁に使う単語とは言い難く、人生で何回かしか出席しない、お葬式のときにのみ、使われる単語です。

知らなくても、
日常生活には全く差し支えがありません。

つまり、
よく使う น も一文字、
ほとんど使わない ฌ も一文字です。

その文字を
覚えるための労力は、
全く同じです。

だったら、
ほとんど使わない文字は、

初期の段階では
一旦すっ飛ばしてしまいましょう。

そして、
アルファベット順に、
文字ごとに覚えるのではなく、

単語ごとに覚えていって、その単語の中で使われている文字が、自動的に頭に入る

というやり方のほうが、
効率的で、無駄がないんです。

まとめ

いかがでしたか。

今回はタイ文字の覚え方として、

アルファベット順に一文字ずつ
書いて練習していくのではなく、

単語の書き取りをしながら、その単語で使われている文字を覚えていく、

このほうがはるかに効率が良い、
というお話をしました。

これが、
最も即戦力な知識となります。

今回の例で言えば、
น้ำナームという単語をひたすらノートに書き続けていく、ということです。

น้ำ น้ำ น้ำ น้ำ น้ำ น้ำ น้ำ …

みたいに。

何十回も書いていれば、
勝手に覚えられます。

そしてその後、

町の看板などでน้ำナームの単語を見たときに、意識してそれを読むようにします。

こうすれば、
記憶が繋がって、
確実に頭の中で知識として定着します。

そのときに、
น้ำの文字の名前とか、
声調記号の意味とか、
そういうことはあまり考えなくても構いません。

それは中級以降で、
追って習得していけばいいだけの話です。

とにかく初級のうちは、

即戦力になる知識を増やすこと

これを最重要項目に置くようにしてください。

実際の会話や生活ですぐに使うことができますから、使いながら記憶が定着していきます。

しかも、
書いているうちに、

「あっ、この文字はこの前も見たぞ!」

と、必ずフラッシュバックしますから、結果的に文字も少しずつ習得した出来るようになるわけです。

このほうが、文字のためだけの学習よりも、はるかに効率的です。

何時間もかけて、文字だけを覚えて、
しかも、10個覚えたら3つを忘れてしまう、
というようなやり方よりも、
よっぽど効率が良いと思いませんか?

ですので、まずは、
タイ語の単語を、
どんどん書いて、
覚えるようにしましょう!

⇒【 タイ文字の学習で必ず挫折するたった1つの理由とは 】

こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。

それではまた。

追記

ただし、今回の記事は…

「タイ語の会話だけじゃなく、タイ文字も書いてみたい!」という人向けで、

勉強というよりはむしろ、「タイ語を楽しむこと」に主眼を置いています。

でも、もしも、

「タイ文字の体系的な読み書きの知識を得たい!」

という場合には、やはり、ただ書き写すだけではなく、きちんと学ぶ必要があります。

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