タイ語Q&A:タイ人が「ホンダー・トヨター」と後ろを伸ばすのはなぜなのか

質問01
質問:
タイ人が、「ホンダー・トヨター」と後ろを伸ばすのはなぜなのか

これは、「タイあるある」です。

おそらく、

タイ人と話したことがある人のほとんどが、一度は感じたことのある疑問ではないでしょうか。

しかし、実を言うと、この疑問は、

次のように言い換えることができます。

質問:
タイ語で、長母音が2つ続いたとき、前が短めに、後ろが長めに発音されるのはなぜなのか

つまり、

タイ人が「トヨタ」を「トヨター」と読むのは、ただ後ろを伸ばしているだけではなく…

後ろが長くなって、前は短くなっている、という事なんです。

では、これについて、詳しく見ていきましょう。

↓↓Q&A動画はこちら↓↓

つまり、タイ人は、誰に指示されなくても、

「長母音が2語以上続いているときは、

後ろの長母音を、通常以上に長く伸ばしたい」

という意識がある、ということです。

ちなみにこの法則は、「後ろが長母音」のときにおこる現象です。

「スズキ」「カワサキ」の場合は、ラストの「キ」が短母音なので、

アクセントは置かれません。

あくまでも、ラストが長母音の時に、その音が長く読まれる、ということです。



動画内でもご紹介しているように、

これはおそらく、タイ人が生来的に持っている、「くせ」や「習性」のようなものです。

私はこれを、「民族固有のリズム感」と呼んでいます。

タイという国ができるもっと何百年も前から、タイ人たちは、

「一番後ろの長母音は長めに読む」

というリズムを、続けてきたのでしょう。

それはあたかも、私たち日本人が、

「五七五のリズムがしっくり来る」

と感じるのと似ています。



私たちが、文を見た時に、

「五七五で切って読みたい」と無意識に感じるのと同じように、

タイ人は、「トヨタ」と書いたとき、

無意識に、「トヨター」と読みたくなるのだと思います。

このように考えると…

「ホンダ―」
「トヨター」

というタイ人独特の読み方も、なかなか味わい深く思えてきませんか?



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