初級で最も使いやすいタイ語アプリは、「文型が充実したアプリ」

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今回は、
「タイ語学習アプリの良否の見分け方」
というテーマで、お話をしていきます。

前回の記事で、

「語学アプリだけを使っていても、
タイ語はなかなか上達しない」
という話をしました。

語学の習得で最も大切なのは、
暗記のプロセスです。

ですので、
まずは地道な暗記が最優先。

アプリはあくまでも、
補助・確認用のツールです。

では語学アプリが全く不要なのかというと、
決してそんなことはありません。

前回の記事を読んだ読者から、

「語学アプリは、
全く使わないほうがいいのでしょうか」

という趣旨の質問を頂いたので、

おそらく前回の記事で、
私が語学アプリというものを全否定している、
という印象を与えてしまったのではないかと反省し、

今回改めて、
語学アプリについての解説をしておこう
と、考えた次第です。

語学アプリには、
語学アプリとしての、
「もっとも最適な使い方」
というものが、ちゃんとあります。

その正しい用法に従って活用するのであれば、
語学アプリは、あなたのタイ語学習を、
最大限にサポートしてくれる、
良きパートナーとなり得ます。

そこで今回は、
語学アプリを最大限に活用して、
あなたのタイ語能力を上達させる方法について、
ご紹介します。

語学アプリは、小型の単語集&辞書である

まず、繰り返しになりますが、
語学の習得において最も重要なプロセスは、
暗記です。

これは前回ご紹介したように、

スマホをポチポチとやっていても暗記はできませんから、

  1. 書き取り
  2. 小テスト

この2つのプロセスを経なくてはなりません。

これは必ず、
紙とペンが必要になります。

スマホではこの「コツコツ書き続ける」
というプロセスができないんです。

「スマホは補助的なツールである」
と私が考えているのは、そのためです。

「じゃあ暗記する単語は、
何を参照すればいいの?」

これはもちろん、スマホアプリで構いません。

むしろ本屋さんで単語集を買ってくるぐらいなら、
無料アプリを単語集として使用したほうが、
よっぽどお手軽です。

スマホの画面で
アプリをただ見ているだけでは暗記はできませんが、

画面に出てきた単語を
ノートに書き写すのであれば、
アプリはその使用価値を最大限に発揮してくれます。

学習の初期の段階では、
何万語も掲載している大型の辞書は必要ない。

次に重要になるのが、

アプリから、
どのような単語をチョイスすればいいのか、
という点です。

学習の初期の段階では、
アプリに数千語も掲載してあれば
十分すぎるくらいです。

掲載語数がいかに多いかをアピールしているアプリを、
たまに見かけますよね。

「タイ語の見出し語を4万語掲載」

とかです。

でも、実際に使わない単語ばかりを
何万語も掲載していても、
しょうがないと思いませんか?

それらは、

「タイ人ですら一生のうちに一度聞く機会があるかどうか」

というような、
非常にマニアックな単語です。

初級の段階では、
こうした知識は、むしろ邪魔になります。

また、掲載語数が多いと、
必然的に同義語の数も多くなってしまいますから、

「これとこれ、意味がおんなじだけど、
結局どっちの単語を覚えればいいの?」

ということが、往々にしてあります。

ですので、
タイ語学習アプリを選ぶ際は、
単語数が数千語、多くても1万、
というアプリを選ぶようにしてください。

多すぎても邪魔になるだけです。

そしてその数千語を、
毎日5つずつでもノートに書写していく、
というノルマを自分に課すことができれば、

あなたのタイ語はそれに伴って、
確実に上達していきます。

会話集アプリは、あまり役に立たない

また、旅行で使う会話表現を集めた、
会話集アプリ
というものも多く出ていますが、

こうした会話集も、
初級の段階では無駄になることが多いです。

会話集に載っている文というのは、
英語の会話文を
そのままタイ語に訳しただけのような文も多く、

「現地のタイ人はそんな言い方はしない」

というような文が、
平気で載っていたりします。

また、会話というのは個人差が大きいですので、

あるエリアでは通じても別のエリアでは通じない、
この人には通じてもあの人には通じない、

というケースも、よくあります。

それならば初級のうちは、
まず文型をしっかりマスターして、

自分の言いたい文章を自分で確実に作文できる、

というスキルに特化したほうが、
はるかに効果的です。

具体例を言うと、

「パクチーを入れないでください」

という文を丸暗記しても、

この文は、
パクチー入りの料理を注文するときにしか、
使えませんよね。

だったら、
ไม่ใส่…
「マイ・サイ~(~を入れないで)」

という文型を1つ覚えておくほうが、
汎用性
が、はるかに高いです。

唐辛子でも砂糖でも、
自分が入れてほしくないものすべてに、
この文型を応用することができるからです。

初級で最も使い勝手がいいアプリは、
「文型が充実したアプリ」

そこで、メインの暗記用としては、
辞書でも会話集でもなく、

「文型が充実したアプリ」
を使うようにしましょう。

初級で暗記する内容としては、
これが一番効率的です。

先ほどもお話ししたように、

辞書アプリには、
生活でほとんど使わないような、
マニアックな単語を載せていることが多いですから、

「辞書アプリの中の単語を片っ端から覚えていく」
というやり方は、効率的ではありません。

そこで、辞書アプリはあくまでも、
分からない単語を調べるための
参照用にしておきましょう。

まずは文型アプリを活用して、

基本的な文型と、
それに使われている単語を
重点的に覚えるようにしてください。

これが最も即戦力になる知識です。

文型アプリであれば、
必ず練習用の短文が載っています。

また、初心者にも覚えやすく、
生活でよく使う短文や単語が
セレクトしてありますので、
すぐに実戦で使うことができます。

初級の当面の目標は、

「文型アプリの中に出てきた単語と短文を、
何度も書き写して、全て暗記する」

ということです。

これなら、
暗記に無駄がありません。

しかもアプリですから、
暗記し終えたあとも、
いつでもどこでも確認することができます。

ですので、
初級の段階ではできるだけ、
文型に特化したアプリを選ぶようにしてください。

まとめ

今回はやや長文になってしまいましたが、
以上をまとめておくと、

  • タイ語の学習は、紙とペンでの暗記作業を
    メインにしなければならないということ。
  • アプリだけでは暗記はできないということ。

これらを踏まえ、

  • アプリの内容を書写して暗記していく、
    というやり方が、
    最も理にかなっているということ。

そして、
その内容を暗記すべきアプリとしては、

  • 「文型に特化したアプリ」が、
    初級タイ語の学習には最も効果的である。

ということについて、ご紹介してきました。

まずは文型を覚えることの大切さを
始めに話しておきたかったので、
今回は一旦ここまでとします。

では、文型アプリを活用していくにあたり、

「具体的にどの文型アプリがいいのか」

ということについては、
次回お話ししていきます。

ではまた。

●語学学習では、文型重視の暗記が、最も効率がいい。

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