タイ語で「もらう/友人にもらった」は何と言う?~タイ語のSVOO構文第2回

PublicDomainPictures / Pixabay

タイ人に、「この時計、友人からもらったんだ」と、言いたい時、

タイ語で、どのように言えば良いんだろうか、と、考えたことはありませんか?

「もらう」という言い回しは、意外と多くの日本人が、つまづいているポイントです。

スポンサードリンク

今回は、タイ語の授受動詞、「あげる/もらう/くれる」の第2回として、

タイ語の「もらう」について、ご紹介していきます!

第1回「あげる」はこちら

「もらう」はタイ語で何と言う?

これは、簡単とも言えますし、難しいとも言えます。

まず、タイ語辞書で、「もらう」を調べてみると…

「ได้รับダイラップ」

という言葉が載っていることが多いです。

この「ได้รับダイラップ」、確かに「もらう」という意味なんですが…

日常生活では、めっったに使いません。

では、タイ人は普段、タイ語で「もらう」を何と言うのでしょうか。

答えは…

「タイ人は、そもそも、『もらう』という言い方を、あまりしない」

これが、正解です。

なので、先程ご紹介した「ได้รับダイラップ」という言葉は、忘れてしまってください。(笑)

タイ語の日常会話では、ほとんど使わないからです。。

Aさんからもらった

タイ語で「Aさんからもらった」と言うときは、

「Aさんがあげた」

という言い方をします。

つまり、前回、「あげる」の章でご紹介した、「アオハイ」のフレーズを、そのまま使えばいいんです。

「もらう」→「あげる」への変換

日本人は、「Aさんからもらった」という日本語を、タイ語に翻訳する際…

まず初めに、日本語のフレーズが脳内に浮かぶはずです。

そして、その日本語のフレーズを、タイ語に変換するという作業を、脳内で行ないますよね。

例えば、「Aさんからもらった」と言いたい時は、

「Aさん」「から」「もらった」という風に、単語1つ1つを、タイ語に置き換えていくわけですが、

ここで、「あれっ、『もらった』ってタイ語で何て言うんだっけ?」と、考えてしまいがちです。

でも、前項でお話したように、

タイ人は、「もらう」という言い方をしません。

上記の「Aさんからもらった」というフレーズは、

Aさんからもらった

Aさんが、私にあげた

A アオハイ シャン

と、なります。

(シャンは女性用の私。男性は「ポム」に置き換える)

逆に、日本語に訳すときは、

A アオハイ シャン

「Aさんが、私にあげた」

「Aさんから、もらった」

というわけです。

「物をもらった」と言いたい時

続いて、

「Aさんから、○○をもらった」

のように、「物」をもらう、と言う構文を見ていきましょう。

これも、文を変換します。

「Aさんから、○○をもらった」

「Aさんは、○○を、私にあげた」

となります。

この構文は、前回、SVOOの第1回で勉強しましたよね。

目的語が入っているときは、

「アオハイ(あげる)」の、アオとハイの間に、物の名前を挟んで、

A アオ ○○ ハイ シャン

と、言います。

「このペンは、友人にもらった」

という文章なら、

「友人は、このペンを、私にくれた」

と、一度変換してから、

スポンサードリンク

プアン アオ パーッカー ハイ シャン

と、なります。

「あげる」一択でいい

上記を読んで、「ややこしい」と、感じたかも知れません。

私たち日本人は、ついつい、

「タイ語で『もらう』はなんと言えばいいの?」

という、「直訳的」な発想してしまいがちです。

でも、その前に知らなければならないことは…

「タイ語では、『彼にもらう』という言い方はしない。

『彼があげる』という言い方をする」

ということなんです。

単語の使い方を知る

海外では、単語の知識そのものよりも、

こういう、語のニュアンスや使い方、背景などの方が、重要だったりします。

今回の「もらう」は、その典型例です。

「タイ語では、もらうという言い方はしない」

ということを知っていれば、「もらう」のタイ語訳を、無理に考える必要がなくなります。

「あげる/もらう/くれる」…タイ語では、これらの語はすべて、

「あげる」の一択でいいんです。

●私があげた

シャン アオハイ

●彼にもらった
⇒彼があげた

カオ アオハイ

●先生がくれた
⇒先生があげた

アーチャーン アオハイ

●弟が、友人からもらった
⇒友人は、弟にあげた

プアン アオハイ ノーン

と、全てこのように「あげる」に置き換えてから、タイ語で作文をするようにします。

最初は、ややこしいと感じるかもしれませんが、

でも、実はこれって、かなりラクです。

タイ語を話す時は、主語目線で、「誰があげたのか」ということにだけ、頭を使っていればいいからです。

日本語だと、

先生にもらった
弟がもらった
先生が弟にくれた

など、様々な言い回しがあって、しかも、それぞれ、微妙にニュアンスも違いますよね。

こんなの、いちいち外国語に訳してられません。

実際のところ、日本語を勉強している外国人の多くが、

この「もらった」「くれた」などの表現がなかなかマスターできず、

「日本語は、なんて難しいんだ!」と、こぼしています。

その点、タイ語なら、「アオハイ(あげる)」一択です。

実際、タイ人同士の会話でも、このように言いますし、

また、「もらう」という単語を、新たに覚える必要がないので、語彙の節約になります。

「くれる」も同じ

ですので、「くれる」というフレーズも、基本的には同じ発想です。

先生がくれた

先生が、私に、あげた

ということです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、授受動詞の第2回として、

「もらう」について、ご紹介してきました。

【第1回 あげる タイ語のSVOO構文】

「これ、誰々さんからもらったんだ」と、タイ語で言いたい時は、

まず、その「誰々さん」を主語にして、「アオハイ(あげる)」という文にする…ということです。

慣れると、すごくラクですので、ぜひ、参考になさってみてくださいね!


◆ ◆ ◆ ◆ ◆
⇒【 タイ語LINE通訳
タイ語のLINE内容や画像を、その場で翻訳いたします。
お気軽に、ご相談ください!
⇒【 記事一覧 】へ戻る
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
スポンサードリンク