【発音】タイ語の母音9つ早わかり!(前編)~正確に発音するコツ【音声付き】

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タイ語には、9つの母音があります。

この9つは、似ている音もあるため、それぞれの発音をしっかり練習しておかないと、「あれ、この音はどっちだったっけ?」と、混乱してしまうことになります。

また、タイ語の母音は、正しく発音ができていないと、タイ人の相手には通じません。

そこで今回は、タイ語に9つある母音の速習方法と、発音するコツについて、ご紹介していきます。

タイ語にはどんな母音があるの?

ただし、いきなり「9つを覚えよう」と言われても、日本人にとっては「母音が9」というのは多すぎるため、効率よく学習しないと、よく分からなくなってしまいます。

そのため、まず9つの母音を、似ている音同士で分類します。

こうすると、9つの母音は、5つのグループに分けられるので、日本語の「あいうえお」を基準にして、タイ語の母音を理解することができます。

5グループは、どのようになっているかというと…

ア音1 イ音1 ウ音3 エ音2 オ音2、これで計9つです。

つまり、カタカナで「ウ」と聞こえる音が、3つある、ということです。今流行りの「発音から引くタイ語」というのは、この考え方が元になっています。

「9つもある」と言われると大変そうですが、このように日本語の音を基準にしてグループ分けすると、なんだか楽に覚えられそうな気がしてきませんか?

では、それぞれの音を見ていきましょう。

ア音1つ

まず初めは、「ア」の音です。

これは日本語の「あ」と同じですので、簡単です。

口を大きく分けて、「アー」と発音しましょう。

なお、音声↓では、タイ語の一番初めの子音字である[g]の音をつけて、「ガァーー」と発音しています。

イ音1つ

次は、「イ」の音です。

これも、日本語とほぼ同じですが、発音をより明確にさせるために、

口を思い切り両側に伸ばして、ハッキリ「イィィーーー」と発音します。

口の形を練習したら、先ほどと同じように、音声を聞きながら、「ギィーー」と言って発音してみてください。

ウ音3つ

次に、「ウ」の音です。

ウ音は、全部で3つあります。

このウ音が、タイ語の母音の学習においては、おそらく一番の難関で、

逆に言えば、3つの「ウ」の音を完璧に発音できるようになれば、タイ語の母音はほぼマスターしたも同然ですので、しっかり練習しておきましょう。

■「イの口でウ」

まず、「イ」のような「ウ」の音です。

これは、前項の「イ」と口の形は全く同じですが、口を両側に広げて、「イ」と言うときの口の形をしながら、口の中では「ウ」と発音します。

要は、「口の形はイで、音はウ」ということです。

じつは、日本語にもこの音はあります。

「ツー」と言う時の口の形は、丸ではなく、横に引っ張った「イー」のような口で、「ツー」と言っているはずです。

これが、「イの口でウ」の発音になります。

では、口の形を「イ」にして、「グーー」と言って練習してみましょう。

■唇を丸くすぼめる「ウ」

つぎに、口を丸くすぼめる「ウー」の音です。

唇の形を作るときは、「むちゅっ」とキスをする時のようなイメージで、唇を、前に突き出して発音します。

初めは、口の形がちょっとオーバーなぐらいでちょうどいいです。

なお、このサイト上の表記では、発音を区別するために、小さな「ゥ」を添えて、「ウゥー」と表記することにします。

では、唇をすぼめて、「グゥーー」と言いながら、練習してみましょう。

■あいまい母音

3つめのウは、あいまい母音です。

口を全く緊張させずに、だらーんと開けて、発音します。

英語の[girl]や[bird]などと同じように発音すると、あいまい母音になります。

なお、私が記事を書く上で、一番悩んだのが、「あいまい母音の表記方法」です。

あいまい母音というものが日本語にはないため、どうやっても表記しきれないんです。

そこで、このサイトでは、便宜上、「ウ」に小さな「ァ」を添えて、「ウァー」「グァー」と書くことにし、これであいまい母音を表すことにしました。

では、口をだらーんと開けて、「グァーー」とあいまい母音で発音してみましょう。

タイの子供は、短い音と長い音を並べて練習する

ちなみに、タイの幼稚園や小学校で、児童がタイ語の母音を教わる時は、

「ア、アー」
「イ、イー」
「ウ、ウー」

のように、短い音と、長い音を、順に並べて発音します。

これは、タイ語教育のなかで、「短いアと長いアは別の音」という考え方によるものです。

そのため、タイ人は、「母音9つ」ではなく、長短を別でカウントして、「母音18」と教わります。

しかし、私たちは、特にこれを真似る必要はありません。初級の段階で「母音18」なんて言われてしまったら、多すぎて勉強する気がなくなってしまいます。

短母音と長母音は、その発音の単語を耳にした時にその都度覚えれば、それで十分です。

違うのは長さだけですから、我々外国人にとっては、「ア」も「アー」も大した違いではありません。

ただし、タイ人から「ちょっと母音の発音してみ?」と言われた時は、

「ア、アー」
「イ、イー」
「ウ、ウー」

のように言えば、「おっ、コイツちゃんと分かっとるやんけ」と、思ってもらえます。

まとめ

さて、今回は、9つあるタイ語の母音のうち、前半の5つの母音を練習してきました。

最後に、もう一度、5つの母音をすべて聞き流してみましょう。

こうして並べて聞いてみると、そんなに難しくはないはずです。

一度に9つをやってしまうと、頭が混乱して、一つ一つの発音がおろそかになってしまいますので、

今回は前編として、まずは5つの発音を完璧に発音できるよう、練習しておきましょう。

記事では便宜上、9つの母音を、前半と後半に分けていますが、重要度は、前半の5つの方がかなり高いです。

ですので、まずは今回の5つの母音を、しっかりとマスターしておくようにしましょう。

それではまた。

→次へ【後編】


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