どうもこんにちは、でんいちです。
今回は、
「掛け算の『九九』がタイと日本で違う」
というテーマでお話しをしていきます。
動画はこちら
↓
うちの娘は、タイ人とのハーフなので、タイ語を普通に話すことができます。
なので、親子でタイ語で話す、という動画を、実験的に撮ってみることにしました。
基本、子供と話すときは、日本語でもタイ語でも、簡単な分かりやすい言葉で話しますから、
視聴者の皆さんも動画を見ながら、
と、参考にしていただけるのではないかと思います。
本日は第1回ということで、テーマは「九九」。
掛け算の九九です。
今回は、九九について、娘とタイ語で語り合ってみたいと思います。
今回、皆さんに覚えておいて欲しいのは、次の5つの言葉です。
覚えている ヂャムダイ
暗唱する トォーン
難しい ヤーク
優秀だ ゲンマーク
もっかい アオマイ
タイの小学校でも「九九を覚える」というのがあって、
九九はタイ語で「メェースゥート・クゥーン」と言います。
「メェースゥート・クゥーン」の最後の「クゥーン」は掛け算、という意味です。
「○○の段」は「メェー・○○」と言います。
例えば、「三の段」と言いたいときは、「メェー・サーム」と言います。
「メェー」は元々「お母さん」という意味なんですが、
「川」のことを言ったり、「磁石」のことを言ったり、色々な意味があります。
掛け算の段のことも、「お母さんのメェー」という風に言います。
今回の動画のテーマは「掛け算」なので、
「メェー○○(~の段)」これが、今回の最重要単語です。
あとは、
暗唱する トォーン
難しい ヤーク
なども、重要です。
これらの単語はいずれも、動画の中で何度も登場しますので、見ているうちに、覚えられると思います。
また、タイ語で「アオマイ」というのは決まり文句で、
「もっかいゆって」とか「もっかいやってみて」とか、要は、「もっかいする」という意味があります。
例えば、九九を暗唱しようとして失敗したときに、「アオマイ・アオマイ」と言えば、
「もっかいゆってみ?」というニュアンスになります。
今回の動画では、
ท่อง thɔ̂ɔŋ
トォーン(暗唱する)
暗唱する「トォーン↘」という言葉が何度も登場したと思いますが、
「トォーン↘」は暗唱する、という意味です。
先日の動画でご紹介したゴールドの「トォーン」は、声調が第1声の平らな音でした。
今回の「トォーン↘」は、声調が3声なので、高い所からストンと落ちる音で「トォーン↘」と読みます。
意味は、暗唱する。
タイ語には、声調というものがありますので、
声調が変わると、意味が変わります。
平らな音の1声で「トォーン」読めば、ゴールド、
ท่อง thɔ̂ɔŋ
落ちる音の3声で「トォーン↘」と読めば、暗唱する、
そして、
ท้อง thɔ́ɔŋ
高く上がる音の4声で「トォーン↗」と読めば、おなか、
という意味になります。
今回登場したのは、3声の「トォーン↘」。
語学の勉強では、単語を暗唱したり、フレーズを暗唱したりなど、暗唱のための勉強が不可欠なので、
「トォーン↘」というタイ語は、覚えておきましょう。
また、タイの小学校では、掛け算はかける12まで覚えさせられます。
日本よりも多くて、大変そうにも思えますが、
このやり方は、個人的にはなかなか良いんじゃないかな、と思っています。
子供の脳は柔らかいので、かける12でもかける15でも、練習すれば意外と覚えられるからです。
むしろ、2ケタ同士の掛け算では、答えを計算するというよりも、答えを覚えていた方がスピードが上がりますので、
こういうのは、日本もどんどん見習っていくといいんじゃないかな、と思います。
この『タイ語で話してみた』のシリーズは、不定期なので、次はいつになるか分かりませんが、
もしも、「このテーマで話して欲しい」というリクエストがありましたら、コメント欄に書いておいてもらえればと思います。
では、今回の動画は以上になります。
どうも、ご視聴ありがとうございました!
お知らせ
突然ですが、ここでクイズです。 この画像、何と書いてあるか、分かりますか?