【日本語教授法4】タイ人のハーフの子供を日本語で教育するコツ「口癖」

親子

これまでから数回にわたって、

「父親が日本人、母親がタイ人のハーフの子供を、バイリンガルに育てる方法」と題し、

海外での子供の日本語教育について、
ご紹介しています。

そして、第4回となる今回は、
「子供にとって最も覚えやすい日本語は一体何か」
ということについて、お話をしていきます。

子供にとって最も覚えやすい日本語は何か

これは、日本語教育に限らず、
そもそも子供はどういう言葉を覚えていくか、
という、いわば児童教育に関する話です。

子供にとって最も覚えやすい言葉は、
「親の口癖」です。

あなた自身の経験からも、

「あー、確かに」

と、納得していただけるのではないかと思います。

例えば、
親が人の話を聞くたびに、

「あー、ほんまやなぁ」

と相槌を打っているとします。

この時子供は、
かなりの高確率で、

「あー、ほんまやなぁ」

というフレーズを覚えます。

親の口癖を子供が覚える。

これは海外生活に限らず、
普通の育児の場においても、
よく目にすることですよね。

今回は、
こうした子供の性質を、
バイリンガル教育にも活用していこう、
ということです。

親の口癖をリストアップしてみる

あなたの子供は、
あなたの口癖を覚えます。

これは、育児をする上で
非常に大切なことですから、
ぜひ覚えておいてください。

ですので、これを機会に、

普段意識していなかった自分の口癖を、
リストアップしてみましょう。

「暑いなぁ」「しんどいなぁ」「マジで?」

等々、探せば10や20はあると思います。

自分で気が付かない場合は、
友人や配偶者にも協力してもらって、
自分の口癖のリストアップ作業をしてみましょう。

ちなみにここでは、
あんまり下品なものは除外するようにします。

子供がそのまま覚えてしまいますから、
子供が外で使っても恥ずかしくない言葉だけを
リストアップするようにしてください。

また、
この話題に関連して、
「とっさに出てくる日本語フレーズのタイ語訳」
という記事もご紹介していますので、
そちらも参考にしてみてください。

あなたの口癖は、外国人配偶者にも意味を教えておいたほうがいい

例えば、
あなたが普段の会話で

「ほんまやなぁ(ほんとだよなぁ)」

というフレーズを、
よく使っているとします。

この時、
あなたのタイ人配偶者にも、
その意味を教えておいたほうがいいです。

「แปลว่าจริงด้วย」
「ほんまやなぁは、タイ語で『ヂんドヮイ』という意味だよ」
と。

このようにしておけば、
あなたはタイ人配偶者との会話の中で、
口癖をタイ語に訳す必要がありません。

あなたの口癖は、
いつも日本語で言ってるように、
そのまま言えばいいんです。

そうすればあなたの子供は、
たとえ普段の会話が
タイ語日本語混じりであったとしても、

少なくとも、

あなたとの会話の中では、
ほんまやなぁというフレーズを、
最も的確なタイミングで行ってくれるようになります。

よく使う形容詞はタイ語に訳さない

相槌の他にも、
「暑いなぁ」「しんどいなぁ」など、
思わず口をついて出てくる形容詞なども同様です。

4月、水掛祭りの時期は、
タイは1年で最も暑くなる季節です。

このときは、
家ではもう「ร้อน」
というタイ語を言う必要はありません。

10分に1回ぐらい「暑い」を言いたくなるほど、
4月のタイは本当に暑いですから、

「暑いなぁ」と、日本語で言えばいいんです。

おそらく数日で、
あなたの子供は、
「暑いなぁ」のフレーズを覚えることができます。

感嘆詞は、子供に頻繁に聞かせよう

感嘆詞というのは、
「えー」「うわー」「あらら」など、
自分の感情や感動を表す言葉です。

これも、
自分がよく使うものをリストアップしておきましょう。

感嘆詞が自然に出てくると、
ネイティブさが増します。

もしも英語が話せる友人が
「Oh my God!」「Oh, no!」
のようなフレーズを自然に言っていたら、

「おっ、すげえ!」
と思いませんか?

それが、ネイティブっぽい、
ということです。

子供といるときには、
こうした感嘆詞を意識してよく使うようにして、
自然に習得させていきましょう。

また、
感嘆詞というのは、
大きくなってから覚えさせようとしても、
なかなか身につくものではありません。

ですので、
子供が小さいうちに、
どんどん聞かせてあげるようにしたほうがいいです。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、
ハーフの子供の日本語教育の第4回として、
「親の口癖は日本語で言う」
という方法をご紹介してきました。

ただし、
子どもがほかの日本人に使いますから、
やたらめったら、何でも教えていいわけではなく、

子供が外で言っても、
恥ずかしくないようなフレーズを、
教えるようにしなければなりません。

子供に覚えさせるフレーズのカテゴリーとして、
最も身近なものは、

相槌、形容詞、感嘆詞の3つです。

  1. 相槌は、
    「ほんまやなぁ」「マジで?」「そうそう」
    など。
  2. 形容詞は、
    「暑いなぁ」「おいしいなぁ」「しんどいなぁ」
    など。
  3. 感嘆詞は、
    「えー」「うわー」「あら」「ほら」
    などです。

これらは、
リストアップがしやすく、
実際の生活でも使用頻度が高いため、

子供にとっても使いやすく、
すぐに覚えることができます。

これらが自然に使えるだけで、
子供の日本語会話力は
ぐっとネイティブっぽくなります。

気軽にスタートできますから、
今日からでもぜひ、
試してみてくださいね!

それではまた。

子供は、親の口癖を覚える。
子供が外で言っても恥ずかしくないような口癖を、子供に聞かせるようにしよう。

次回は、【日本語で褒めて、日本語で叱る】という教育方法について、ご紹介していきます。→次へ


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